子育て情報『子どもに新たな読書体験、物語作り体験を! お話を作って遊べるボードゲーム3選。』

2019年6月12日 10:26

子どもに新たな読書体験、物語作り体験を! お話を作って遊べるボードゲーム3選。

前回の記事『テレビ、ゲーム、インターネット。メディアとの付き合い方と、身につけたい能力「トランスリテラシー」』では、子供たちを取り巻くメディア環境の多様性に触れました。もしかしたら様々なメディアを横断するリテラシーが必要になるのかもしれない、といった議論もご紹介しました。

本のような伝統的な形の「文学」とは違うものの、豊かな「物語」の世界は無数に広がっています。以下、子供たちが多角的に物語を楽しめるボードゲームに焦点を当ててご紹介しましょう。

子どもに新たな読書体験、物語作り体験を! お話を作って遊べるボードゲーム3選。


サイコロを並べて物語を作る:ローリーズストーリーキューブス

ローリーズストーリーキューブスは、小学校や語学学校、そして家庭での教育でも使われることの多いゲームです。

箱を開けると、サイコロが9つ。それぞれの面に絵が書いてあります。
9つのサイコロをうまく並べ替えて物語を作り、語ることが主眼の遊びです。勝ち負けを競うゲームではありません。

子どもに新たな読書体験、物語作り体験を! お話を作って遊べるボードゲーム3選。

「お話を作りなさい」と言われてしまうと身構えてしまいますが、これだとかなり小さい子供でも、簡単にお話を作ることができます。因果律を考えて、それなりに物語の形を作る格好の練習になるのです。

英語版では6歳以上を想定しているとの記載がありますが、ボードゲームのファンサイト Boardgame Geek のコミュニティでは4歳以上ではないか、と言われています。我が家の子供達も4歳ぐらいの頃から遊び始めました。


子どもに新たな読書体験、物語作り体験を! お話を作って遊べるボードゲーム3選。

比較的小さいので外出時に持って行きやすいのも嬉しいところ。「冒険」や「アクション」など、様々なシリーズがあります。

子どもに新たな読書体験、物語作り体験を! お話を作って遊べるボードゲーム3選。

お話を作って→話して→文字で書く、というような展開もできますから、発展の可能性が大きいのも嬉しいところです。

サイコロで長い物語を作る:Rory’s Story Cubes Untold

このサイコロを使ってさらに長い物語を作るためのゲームも、英語版では発売されています(Rory’s Story Cubes Untold: : Adventures Await)。


子どもに新たな読書体験、物語作り体験を! お話を作って遊べるボードゲーム3選。

キャラクターシートを作って話を進めていくのでかなり複雑になりますから、大人の助けが必要になりますが、2年前の発売当時6歳だった下の子はかなり夢中になっていました。

ここまで複雑なものではありませんが、ローリーズストーリーキューブ日本語版のサイトでは、プリントアウトできる「ストーリーシート」

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