「旅育」はメリットだらけ。家族旅行を自由研究にしてしまおう!
どんなことを調べたいか決める
旅先でどんなことを調べたいか決めます。インターネットで検索したり、図書館や書店でガイドブックを入手したりして情報を集めましょう。レポートでまとめられるよう、情報を集めた方法もメモしておくようにします。訪れる先を決め、下調べをする
調べたいテーマにあった行き先を探します。ここでもインターネットやガイドブックを活用しましょう。行き先が決まったら、その施設についての下調べをします。どんな内容が調べられそうか、持ち物、営業日時、交通アクセス、大まかな所要時間や入館料などをメモに控えておきましょう。たとえば、旅行先に合わせて次のようなテーマはいかがでしょうか。
●海外旅行では……
・旅行先の国の言葉で挨拶してみよう。英語は通じるかな?
・古い建物を訪れてみよう。いつの時代に作られたのかな?
・マーケットを探検してみよう。日本にある食べ物とない食べ物は?
●国内旅行では……
・道の駅や直売所をめぐって、旅行先の名産を調べよう。
・旅の途中でお世話になった、はたらく人々(乗務員、駅員、フロントマン、土産物店員など)を特集しよう。
・キャンプでごはんを作ろう。
●帰省旅行では……
・お盆の過ごし方(時期、お墓参りの仕方、仏壇へのお供えなど)を知ろう。
・おじいちゃんやおばあちゃんの子ども時代の話を聞いてみよう。
大がかりなテーマでなくても、十分自由研究になります。お子さんの興味に合わせてテーマを決めるのが、意欲的に取り組めるコツです。
必要な情報を旅行先でゲットしよう
旅の計画・下調べ・体験・わかったこと・感想などを書いておくノートは、持ち運びしやすい大きさがおすすめです。屋外で立ったままでもメモをしやすいよう、ノートの表紙はかためのものが良いですね。
旅行先では、カメラやビデオ撮影ができるようなら、なるべくたくさんの写真や映像を残しましょう。加えて、ノートにスケッチやメモで感想を記しておくと、あとでまとめるときに便利です。
観光地には、記念スタンプやパンフレットが置いてありますので、極力もらってくるようにしましょう。記念スタンプは専用の白い紙を持っていくと、あとでまとめるときに切り貼りが楽になりますよ。
チケットの半券や切符なども、できるだけ保管するようにしましょう。
旅行から帰ってきたら、こんなふうにレポートをまとめよう
レポートは、最初のプランづくりから次の順にまとめていきましょう。