「10歳の壁」って面白い! 子どもの自己肯定感をあげる6つのヒント
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■親が知っておくべき「10歳の壁」と自己肯定感の関係
「10歳の壁」と呼ばれる時期は自己肯定感が失われやすくなり、その後の人生にも影響を及ぼすそう。自己肯定感が欠如した子どもは、「どうせ頑張ったってできない」と、挑戦することを放棄するようになります。すると、次第に自分から行動を起こさなくなり、将来は人のあとをついていくだけの「指示待ち人間」になってしまうかもしれないのです。そうならないためには、どうしたらいいのでしょうか?
一番大切なのは、親が子供を信頼し、行動を見守るということです。子供が行動するとき、失敗しそうで不安になり、あれこれ口を出していませんか?「早く宿題をやりなさい」や「部屋をきれいにしなさい」などと、子供の行動に毎回口をはさみ叱っていると、子供はどんどん挑戦する心を失っていってしますのです。
(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|親が知っておくべき「10歳の壁」と自己肯定感の関係)
教育評論家の親野智可等先生は、「目先のことばかり見て『○○ができていない』と否定的に叱り続ける親は、子どもの自己肯定感をボロボロにする」と述べています。
親ができることは、子どもを信じて、自分の力でやり遂げられるように見守ってあげること。そして、能力や結果ではなく“努力したこと”をほめてあげましょう。
これからの時代は、ますます主体性をもって行動することが求められます。主体性を生み出すには、自己肯定感は欠かせません。お子さんの将来のためにも、自己肯定感を失わせないように大切に育んであげたいですね。
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■「10歳の壁」は飛躍のチャンス。「壁」を飛び越えるための言葉かけ
小学校4年生くらいから学校の勉強はぐんと難しくなり、それまで「なんとなく理解していた子」は、非常に困難な状況に陥ります。勉強が難しくなることで自信が失われ、同級生と比較して劣等感が芽生えてしまうと、自己肯定感の低下につながることも。ここでは、実際に「10歳の壁」に直面したとき、子どものやる気を引き出して自己肯定感を高める言葉かけを紹介しています。
お子さんが劣等感や自己否定感で悲しい思いをしているときに、「○○するべき」と理詰めで教えても、より追い詰めてしまうことになりかねません。大人の目線で解決策を教えたくなる気持ちも分かりますが、気持ちに寄り添った言葉をかけ、お子さんを安心させてあげることが大切です。
(引用元:StudyHackerこどもまなび☆ラボ|「10歳の壁」