子育て情報『リトミック教室の上手な選び方。体験レッスンで絶対見逃してはいけないポイントとは?』

リトミック教室の上手な選び方。体験レッスンで絶対見逃してはいけないポイントとは?

しかし、子どもが困っていてもすぐに大人が割って入るのはおすすめしません。

石丸氏によると、うまくできない子がいても、見守っていれば子ども同士で解決していることが多いのだそうです。たとえば、フレーズの終わりでジャンプするというレッスンのとき、フレーズの終わりがどこなのか理解できない子がいたとしても、「一緒にやろう」「もうすぐ(フレーズが終わるから)ジャンプだよ」などと助け合い、解決していくケースがよくあるのだとか。こうした経験は、社会性を身につけることにつながります。

また、グループレッスンのときに人数が余ってしまい、子どもがひとりぼっちになってしまう場合があります。見ている保護者はやきもきするかもしれませんが、そんなときも大人が中心になって誘導することはしないように。「こう言ってごらん」とアドバイスだけして、その後の経過は見守ってあげましょう。

【レッスン中、子どもがひとりになってしまったときの声かけ】

NG例:「○○ちゃんを○○ちゃんのグループに入れてあげてね」
OK例:「一緒にやろうって言ってみよう」「入れてって言ってみてごらん」

■3. 褒めて、子どものやる気を育てる
子どもが一生懸命レッスンを受けたときや、できなかったことができるようになったときなどには、積極的に褒め言葉を伝えましょう。


日本メンタルヘルス協会公認カウンセラーで、幼児教室運営のコペル代表取締役の大坪信之氏は、子どもを褒めるときのポイントを2つ挙げています。1つ目は「良いことをしたらすぐに褒める」こと。

人は褒められると、やる気が高まる「ドーパミン」という物質が脳から分泌されます。子どもの脳内でドーパミンを出させてやる気をアップさせるには、「その場で褒める」のが効果的。いくら後から褒めても、ドーパミンが出るタイミングがずれてしまったのでは仕方がないからです。

2つ目のポイントは、「主体的なメッセージで具体的に伝える」こと。「お母さんはこう感じたよ」「お父さんはこう思ったよ」と主語をつけることで、より気持ちがストレートに伝わるという心理学的な効果があるそうです。

【子どもを褒めるときの声かけ】

NG例:帰宅後に「今日も上手にできたね」と褒める
OK例:レッスン終了後すぐに、「ドレミファソラシドが上手に歌えるようになったね、○○ちゃんがスキップしながら歌っているところ、お母さんすごく好きだな」

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