子育て情報『子どもの「泣き落とし」を収めるテクニック。コツは“ルール作り”にあり』

子どもの「泣き落とし」を収めるテクニック。コツは“ルール作り”にあり

しかし、学習指導要領も変わり、これからの子どもには自分で疑問を持って、自分で考えることが求められます。そんな時代にあって、さまざまなことに「疑問を持つ」思考を持っている粘り強い子どもは、うまく導いてあげれば力を発揮できるはずです。

そういう子どもは、ひとつのことにこだわって夢中になる傾向もあります。持ち前の粘り強さをいい方向に発揮できるよう、その子がなにかに夢中になって繰り返しチャレンジしていたら、温かく見守ってしっかりと褒めてあげましょう。子どもの気質は、親の接し方次第でプラスにも向かうこともあればマイナスにも向かうこともあります。きちんとプラスの方向に発揮できるよう、親がしっかり導いてあげたいものですね。

佐藤めぐみさんインタビュー_子どもの泣き落としを収める方法04


『子育て心理学のプロが教える 輝くママの習慣』
佐藤めぐみ 著/あさ出版(2012)
佐藤めぐみさん著書


■ 公認心理師・佐藤めぐみさん インタビュー記事一覧
第1回:「登園時、毎朝大泣き」問題は、親がコレをしてあげると解決できる!
第2回:子どもの「泣き落とし」を収めるテクニック。コツは“ルール作り”にあり
第3回:子どもは「甘やかす」より「甘えさせる」!甘えさせてもらえない子は将来こうなる(※近日公開)
第4回:「過干渉、ヘリコプターペアレント予備軍」親の意外な特徴。もしかしてあなたも?(※近日公開)

【プロフィール】
佐藤めぐみ(さとう・めぐみ)
1969年生まれ、東京都出身。公認心理師。オランダ心理学会認定心理士。イギリス・レスター大学大学院修士号取得。欧米で学んだ心理学を日本のお母さんが取り入れやすいかたちにしたポジティブ育児メソッドを考案。現在は公認心理師として、ポジティブ育児研究所でのオンライン子育て心理学講座、育児相談室ポジカフェでのカウンセリング、メディアや企業への執筆活動等を通じ、子育て心理学を活用した育児支援を行っている。
HP:megumi-sato.com

【ライタープロフィール】
清家茂樹(せいけ・しげき)
1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。

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