子育て情報『子どもの作文にはこれ1冊。親から子への「○○」で、作文能力がメキメキ上がる!』

2020年8月4日 09:06

子どもの作文にはこれ1冊。親から子への「○○」で、作文能力がメキメキ上がる!

いったい親は何をすれば、どんな言葉をかければ、子どもの作文力を高めてあげられるのでしょう?そんな疑問を解消してくれる1冊をご紹介します。

『魔法の質問で「コトバの力」を伸ばそう親子で取り組む作文教室』
山口拓朗 著/日本能率協会マネジメントセンター (2020/8/1)
『親子で取り組む作文教室』のご紹介03


こちらは、前述の連載『作文力の伸ばし方講座』がもとになって出来上がった本。子どものなかに眠る作文能力を目覚めさせ、飛躍的に伸ばすための具体的なノウハウがたっぷり詰め込まれた、いわば “作文バイブル” です。

この本のキーワードは、タイトルにもある「質問」。

山口さんは、「子どもの頭のなかには作文を書くための『素材』は十分ある。にもかかわらず作文が書けないのは、その取り出し方を知らないからだ」と言います。「素材」を取り出せれば、作文は断然書きやすくなるとのこと。そこで力を発揮するのが、親から子への「質問」です。


質問されれば、自然と答えを考え始めるもの。その過程で自分の気持ちや考えを言葉にすることになり、子どもは「そうか、こう書けばいいんだな」と気づくことができるのです。

質問力に自信がない親御さんでも、具体的な質問例が豊富に載っていますので大丈夫。また、

  • 便利な作文テンプレート
  • 表現力を豊かにする、オノマトペや比喩の使い方
  • 魅力的な書き出し、締めくくりのコツ
  • 子どもが自然と書きたくなるお題の出し方
  • 読書感想文の書き方
  • タイトルのつけ方
  • 原稿用紙の使い方
  • 推敲のコツ
など、実践的な内容がもりだくさん!
(※リンク先があるものは、山口さんの連載記事で、一部をご覧になれます)
『親子で取り組む作文教室』のご紹介04

親から子への「10の質問」で、魅力的な読書感想文になる!

『親子で取り組む作文教室』のご紹介05

お手本も多数紹介。子どもが見ても楽しい!

子どもの作文にまつわる悩みが一気に解決すること間違いなしの1冊です。

書くことがない! を解消する「オハウタ」の魔法

本では、質問の仕方以外にも、作文能力を高めるコツがいくつも紹介されています。たとえば、作文はもちろん日記にも使える「オハウタ」というテクニック。

「オハウタ」とは、次の4つのことです。

  • 驚き
  • 発見
  • 嬉しさ
  • 楽しさ
日記に書くことが思いつかないとき、子どもはよくこう言いますよね。

「お母さーん、今日の日記、何書けばいいのー?」

もしそう言われたときには、こうアドバイスしてあげるといいそう。

「今日一日で発見したことをひとつ書いてみよう!」

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