子育て情報『リビングに花を飾っていますか? 「花育」で好奇心と創造力が育まれる理由』

リビングに花を飾っていますか? 「花育」で好奇心と創造力が育まれる理由

目次

・花を見るだけで「集中力」が向上する?
・子どもたちの “感じる心” を育む「花育」
・家庭でできる「花育」活動
リビングに花を飾っていますか? 「花育」で好奇心と創造力が育まれる理由

疲れていたり、心が落ち着かなかったりするときに、光に照らされてキラキラ輝く木々の緑や、カラフルに咲く花々を見ると、癒やされて心が穏やかになること、ありますよね。意識していなくても、私たちは植物のいい影響をたくさん受けています。

この植物の癒やし効果は、子どもたちにとっても影響が大きいのです。今回は、農林水産省が推奨する「花育」についてご紹介します。

花を見るだけで「集中力」が向上する?

人類は進化の過程でほぼすべての期間を自然環境のなかで過ごしてきたため、自然に順応するようにできているそうです。だから、自然のなかに身を置くとリラックスできるのですね。

また、千葉大学環境健康フィールド科学センターが行なった、生花を用いた実験でも、人は生花を見るだけで副交感神経が活性化し、リラックス効果を得られることが証明されています。

JFPC(財団法人日本花普及センター)の調査によると、花には以下の3つの生理・心理的効用があると認められています。


色・形による効用:
鎮静作用/高揚作用/心身の疲労回復/集中力向上など
香りによる効用:
鎮静作用/高揚作用/心身の疲労回復/集中力向上/免疫機能向上など
触れ合いによる効用:
精神的・身体的発達/社会的・感情的成長/創造力向上/コミュニケーション能力向上など
※園芸やフラワーアレンジメントなどの共同作業を通しての効果
ほかにも、環境改善効果(温度・湿度の緩和、空気清浄など)もあるそうです。これらの効果を知れば知るほど、花や緑のメリットを取り入れたくなりますね。

花育


子どもたちの “感じる心” を育む「花育」

人への生理・心理的効用が大きいとされている花や緑ですが、子どもたちへの「教育」という側面で見ても、かなりの効果があります。みなさん、「花育」をご存じでしょうか。


花育(はないく)とは、「花を教材に生命や個性について、子供などに考えてもらう活動」を指し、「食育(しょくいく)」「木育(もくいく)」に続く、教育的な要素を盛り込んでいる。農林水産省の定義によると「花卉(かき)の多様な機能に着目し、教育、地域活動に取り入れること」とある。
(引用元:Wikipedia|花育※太字は筆者が施した)

国も推奨する「花育」は、子どもたちの「感じる心」を育むものです。具体的な効果を見ていきましょう。


花育効果1:感謝する心と優しい気持ちが芽生え、命の大切さを知る
まず、花や緑が “モノ” ではなく “いきもの” であると気づきます。

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