子育て情報『「運動神経のいい子」特徴6つ。12歳までに運動神経はもっと伸ばせる!』

「運動神経のいい子」特徴6つ。12歳までに運動神経はもっと伸ばせる!

「運動神経のいい子」特徴6つ。12歳までに運動神経はもっと伸ばせる!

運動神経のいい子と悪い子の特徴の違いはどこにあると思いますか?「親の私が運動オンチだから、子どもの運動神経も悪い」「スポーツが得意な子は、パパ・ママの運動神経が遺伝している」「運動神経のいい子は、赤ちゃんの頃から運動神経がいい」と考えているとしたら、とても残念なことです。

なぜならば、運動神経の良し悪しは遺伝しませんし、生まれつき運動神経が悪い人は存在しないからです。今回は、「運動神経のいい子の特徴」についてじっくり考えてみました。

  • 運動神経のいい子 特徴1:運動環境がいい。遺伝ではない!
  • 運動神経のいい子 特徴2:プレゴールデンエイジに運動能力を伸ばしている
  • 運動神経のいい子 特徴3:幼少期に「36の基本動作」を習得している
  • 運動神経のいい子 特徴4:さまざまな運動をしている
  • 運動神経のいい子 特徴5:複数のスポーツを経験している
  • 運動神経のいい子 特徴6:自己肯定感が高い
  • 運動神経のいい子 特徴1:運動環境がいい。遺伝ではない!

    運動神経のいい子と悪い子の違い――じつは「遺伝」や「生まれもった才能」が原因ではありません。スポーツ科学の第一人者で、日本女子体育大学学長の深代千之氏は著書『子どもの学力と運「脳」神経を伸ばす魔法のドリル』のなかで、「生まれつき運動神経が悪い人はいない」と断言しています。


    では、そもそも運動神経とはどんな神経なのでしょう?深代氏は運動神経について、「運動の指令が脳から筋肉まで送られるときの “情報の通り道” 」と定義しています。また、脳から命令が出て運動につながるまでの神経システムは「神経系」と呼ばれていて、以下のような仕組みで体を動かしているようです。


    私たちの神経系は、脳と脊髄(せきずい)からなる「中枢神経系」と、そこから出る信号を末端まで送る「末梢神経系」に分かれています。運動神経は、この末梢神経系の一部に必ずあるものです。運動神経がなければ、手を思い通りに動かして文字を書くことも、箸でご飯を食べることもできません。運動神経の有無に個人差はなく、誰にでも同じように備わっているものなのです。そう説明すると、運動に苦手意識のある方は、「脳からの指令を伝達するスピードが遅いはずだ」と思うかもしれません。しかし、脳から筋肉に情報を伝える「伝導速度」にも個人差はありません。


    (引用元:深代千之(2018),『子どもの学力と運「脳」神経を伸ばす魔法のドリル』, カンゼン.)

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