子どもに長所を伝えると「ぐんぐん伸びる子」に。短所は “すばらしい個性” に変換できる!
という価値観です。ありのままの子どもを受け入れ、いまある長所を認めてあげましょう。
アドバイス5:子どものおかげで親が得たものに感謝する
“究極のほめ言葉” である「ありがとう」を書いてみてください。「あなたがいるだけで嬉しい。生まれてきてくれてありがとう」ーーお子さまが存在しているということ自体が長所なのです。また、「ママとパパを親にしてくれた」「日々、愛情を感じさせてくれる」なども長所になります。
やり方2:子どもの長所を伝える子どもに長所を伝えます。ノートを見せてもいいですし、親が読み上げてもいいでしょう。
そして、「あなたには長所がこんなにあるよ。すばらしいことだよ!」と、お子さまに伝えてください。
子どもに長所を100個伝えると、親子関係が劇的に変化する!
では、100個の長所を子どもに伝えることによって、親子関係にどんな変化が起こるのでしょう。
石川氏によると、まず、子どもの長所を100個書き出し終わったとき、「わが子にはこんなに多くの長所があるのか!」という気づきを得られるのだそう。そして、「こんなにすばらしい子なんだから、何があってもこの子は大丈夫だ!」と子どもを信じることができるようになるとのこと。
また、子どもを信じることによって「子どもに対する見方が自然と肯定的なもの」に変わっていくため、「子どもに対する接し方もおのずと肯定的なもの」になります。すると自然に、子どもも何事にも意欲的になり、やる気にあふれてくるのです。
石川氏は、「親子関係がガラリと変わり、子どものやる気も高まります。
一生のうちに一度でいいので、ぜひ挑戦してほしい」と、この方法を強くすすめています。
【実際にやってみた!】子どもの長所を100個書き出す
石川氏の「親子関係がガラリと変わる」という言葉を信じ、筆者も子どもの長所を100個書き出してみました。
小学校4年生(女子)の現状
- 反抗期に突入したらしく、「わかってる」「いまやろうと思ってた」などの言葉が増えてきた。
- 友だちとの時間を大切にするようになり、帰宅時間などの約束事を破ることが増えた。
- 父親との会話がかなり減った。
上記のとおり、反抗期に入った娘にどう接していいものかと悩む毎日です。「子どもの長所を100個書き出す」直前も、帰宅時間をめぐって口げんかをしてしまい、いざノートを前にしても10分ほど何も書けませんでした。