子育て情報『1日1万3,000歩、歩いてる? よく歩く子はキレにくく、集中力があり、運動能力も高かった!』

1日1万3,000歩、歩いてる? よく歩く子はキレにくく、集中力があり、運動能力も高かった!

園からの帰り道、子どもが「歩きたくない」と言ったときなど、試してみてくださいね。子どもがたくさん歩くコツ3:サイズの合った靴を履かせる(未就学児~小学生)
もし子どもが歩きたがらないのだとしたら、その原因として、「靴が合っていない」ことが考えられます。NPO法人日本足育プロジェクト協会理事長の玉島麻理氏は、「子どもの足は骨が柔らかく成長途中。そのため、自分で『靴がきつい』という感覚がよくわからずに履き続けてしまう子もいる」と指摘します。

「すぐに小さくなるから大きめの靴を履かせてもいい」「この前新しい靴を買ってあげたばかりなのに、きつくなるわけがない」など、勘違いしている保護者も多いようですが、お子さんの足の健康のためにも、月に一度はサイズチェックする習慣を。またサンダルやブーツは、靴のなかで足が滑り、足の指が踏ん張れない状態になります。たくさん歩くときはスニーカーを履かせましょう。

子どもがたくさん歩くコツ4:生活のなかに「歩数を増やす工夫」を(未就学児~小学生)
富山福祉短期大学幼児教育学科教授・小川耕平氏は、毎日の生活のなかで歩数を増やすことをすすめています。
買い物に出かけた際、車をできるだけ建物の入り口から遠い場所に停めたり、エスカレーターやエレベーターの利用をなるべく控えて、階段を利用したりしてみましょう。

また、幼稚園や保育園の「お迎え」を自転車ではなく徒歩にするのも効果的です。行きも帰りも徒歩となると、子どもにとっても親にとっても負担が増えてしまうかもしれませんが、「お迎えのみ」ならば、子どもも喜んで歩いてくれるかもしれませんよ。毎日ではなく「時間に余裕のある日のみ」などとすれば、親御さんも気がラクではありませんか?

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歩くことは体と心、そして脳にとってもいいことづくめ。「毎日忙しくて、歩くためだけに外に出るなんて無理」「うちの子は、家のなかで遊ぶほうが好き」「家のまわりの変わり映えのしない景色に飽きた」など、さまざまな理由があるかもしれませんが、親子のコミュニケーションを深めるためにも、ぜひ積極的に外に出てお子さんと一緒に歩いてみましょう。

(参考)
NIKKEI STYLE|子どもが歩かなくなっている?
日本文教出版Webサイト|30年間で子どもの歩数が1万歩減った
日経xwoman|朝の徒歩登園が、生活習慣やその後の学力にも好影響
PR TIMES|小学生の運動&生活習慣をママタスが調査/発達脳科学者・成田奈緒子先生が分析~毎日の歩数や生活リズムを親子で記録することで「子どもの笑顔」

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