子育て情報『「想像力」と「創造力」。未来で活躍するための「ソウゾウ力」を伸ばす6つの方法』

「想像力」と「創造力」。未来で活躍するための「ソウゾウ力」を伸ばす6つの方法

目次

・「想像力」と「創造力」の違いは?
・子どもの「想像力」を伸ばす3つの方法
・子どもの「創造力」を伸ばす3つの方法
「想像力」と「創造力」。未来で活躍するための「ソウゾウ力」を伸ばす6つの方法

20世紀最高の物理学者と称されるアルバート・アインシュタインは、「想像力は、知識より大切だ」と言い、喜劇王として知られるチャールズ・チャップリンは「人生でなによりも大切なのは、創造力だ」と言っています。

「想像力」と「創造力」。どちらの力も伸ばしてあげたいと願う親御さんは多いはず。では、これからの社会で重要になってくるのは、どちらの「 “ソウゾウ” 力」なのでしょうか?今回は、「想像力」と「創造力」について考えます。

「想像力」と「創造力」の違いは?

「想像力」と「創造力」はどちらも同じような場面で使われますが、じつは意味が異なることをご存じですか。まずは、「想像力」と「創造力」の違いを詳しく見てみます。

■想像力とは「心に思い描く力」
想像力とは「心に思い描く能力」(新レインボー小学国語辞典)。
英語では「imagination(イマジネーション)」です。

世界的ベストセラー『ハリーポッター』シリーズの著者、J・K・ローリング氏は、「想像力とは、存在しないものを描き、生み出す、人間特有の能力」と述べています。つまり、経験していないことや、現実にはないものを、自分の頭のなかに思い描く力ということ。

想像力はビジネスの世界でも注目されています。全日本空輸株式会社(ANA)は、「相手のことを想像する習慣、一歩先のことを想像する習慣が気づかいにつながる」として、想像する習慣を重視しています。また、「部下や取引先の人間関係にも想像力は欠かせない」と経営コンサルタントの小宮一慶氏が述べているように、想像力はビジネスリーダーの資質としても必須なようです。

■創造力とは「新しいものをつくり出す力」
創造力とは「新しいものをつくり出す能力」(ブリタニカ国際大百科辞典)。英語では「creativity(クリエイティビティ)」です。


子どものこころ専門医の坂野真理氏は、創造力について「自分で考えてゼロからなにかをつくり出す力」としています。創造力が発揮される場面というと、工作やブロック遊びなどをイメージする方が多いかもしれません。しかし、それだけではないようです。坂野氏によると、創造力がある人は、「与えられた指示通りに動くだけでなく、自分で問題意識をもって試行錯誤しながら価値を生み出すことができる」とのこと。そしてまた、創造力も将来社会で必要となる力です。「変化に柔軟に対応できる、創造性のある人が、世界で求められている」

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