子育て情報『「想像力」と「創造力」。未来で活躍するための「ソウゾウ力」を伸ばす6つの方法』

「想像力」と「創造力」。未来で活躍するための「ソウゾウ力」を伸ばす6つの方法

と断言しているのは、人事コンサルタントで株式会社人材研究所代表取締役社長の曽和利光氏。AIなどのテクノロジーが台頭すればするほど、「イノベーションを生み出す原動力」となる「創造力をもった人材」が必要となってくるのです。

このように、想像力と創造力は異なる概念ですが、ふたつの力は密接に関わり合っています。「自由な発想に基づく想像力があるからこそ創造力が発揮され、また自分でいろいろなものを創造していくなかで想像力が育てられていく」と坂野氏が言うように、子どもにとって想像力と創造力はどちらも欠かせない、大切な能力なのです。

となれば、どちらの力も伸ばしてあげたいと思うのが親心。想像力と創造力を伸ばす方法を紹介します。

想像力と想像力1


子どもの「想像力」を伸ばす3つの方法

「どんな子どもも生き生きとした想像力をもって生まれてくる。しかし使わなければ、筋肉が衰えるのと同じように、鮮やかな想像力も次第に色あせてしまう」と言っていたのは、ディズニーランドの生みの親、ウォルト・ディズニーです。
子どもの想像力が失われないように――子どもがもっている想像力をもっと伸ばす方法をご紹介します。

想像力を伸ばす方法1:本を読む
本を読むことで想像力は培われます。書評家として活躍する豊崎由美氏は、その理由を「本には映像がないため、想像力を伸ばすことができる」と話しています。映像がないからこそ、「物語の世界をより理解するために、頭のなかで挿絵をつくって想像しようとする」のだそう。また、読書で得られる疑似体験も想像力を高めます。現実では出会えないさまざまな世界や人物を知ることで、子どもたちの想像の世界が広がるのです。

想像力を伸ばす方法2:ごっこ遊びをする
前出の坂野氏は、「ごっこ遊び」をすすめています。葉っぱをなにかに見立てたり、動物になりきったりと、ごっこ遊びには想像力を高める要素がたくさん詰まっているのです。
その際、ごっこ遊びに使うおもちゃの数は少なめにしましょう。トレド大学の児童発達学研究チームによると、「おもちゃは少ないほうが、子どもはより長い時間集中して遊び、探究心や想像力を発揮しやすくなる」そうですよ。想像力を伸ばす方法3:「イメージ会話」をする
親子の会話を工夫して、想像力を伸ばすことも可能です。たとえば、法政大学文学部心理学学科の渡辺弥生氏は、「あの雲、なにに見える?」などと問いかける、「イメージ会話」

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