“見て見て攻撃” の根底にあるのは「承認欲求」と「〇〇欲求」。子どもの過剰アピールを減らすには?
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「親から認められたりほめられたりすることは、子どもにとってかけがえのない喜びをもたらし、自己肯定感を高め、ますますやる気を高める」と河井氏は述べます。「見て見て攻撃」が毎日続くと、「忙しいのに」「手が離せないのに」とうんざりすることもあるでしょう。しかし、子どもはあっという間に成長します。思春期に差しかかると、会話すらそっけなくなってしまい、「小さい頃はあんなに『見て見て!』って言ってくれたのに……」と少し寂しい気持ちになるかもしれませんね。永遠に続くわけではない「見て見て攻撃」。「見て見て!」は「わが子のやる気がアップする言葉」だと思えば、ちょっと嬉しくなりませんか?
(参考)
MAG2NEWS|子供の「ねー見て!ねー見て!」攻撃には深い心理があった
ダイヤモンドオンライン|【「踊る!さんま御殿!!」出演で話題】カリスマ保育士てぃ先生が実証!子どもの「見て見てアピール」解決法
東洋経済オンライン|小学生の学びに見えた承認欲求との付き合い方
PHPのびのび子育て 2020年10月号, PHP研究所.
PHPのびのび子育て 2020年10月特別増刊号, PHP研究所.
PHPのびのび子育て 2021年6月特別増刊号, PHP研究所.
河井英子(2012),『子どもの心を“荒らす親”・“整える親”感情コントロールができる子に育てる』, PHP研究所.
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