「自信に満ちている子」の親が心がけている3つのこと。気をつけるべきは “あの口ぐせ”
と指摘します。これは、いつも親から結果ばかり求められたり、「本当にできるの?」と不安をあおられたり、失敗したら「だから無理だって言ったじゃない」と呆れらたりすることが影響しています。
もちろんいつでも前向きで、ポジティブに考えられることばかりではありません。時にはネガティブ思考にとらわれたり、子どもが傷つかないためにあえて慎重になるよう促したりすることもあるでしょう。しかし、高濱氏によると、度重なる親のネガティブな発言が、子どもに「私のことを信じてくれていないのかな」「僕には期待してくれていないのかな」と思い込ませることにもつながるとのこと。子どもには、できるかぎりポジティブな声かけをしていきましょう。
「大丈夫」「あなたならできるよ」「失敗したらもう一度チャレンジしよう」と声に出すことで、親もまた「うちの子なら大丈夫」と安心して見守ることができるのではないでしょうか。
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「自信を身につける」といっても、簡単なことではありません。
日々の暮らし方やまわりの人間関係、そして親子の会話など、さまざまな要素が積み重なり、本人の成長の過程で育まれていくものです。いつかお子さん自身が大きな目標を見つけたとき、自信をもってチャレンジできるように、いまからできることをサポートしていきたいですね。
(参考)
マナトピ|子どもに「正しい自信」をつける方法とは?12歳までに「自信ぐせ」をつけよう
YAHOO!ニュース|成功するのは「実力ある子」より「自信がある子」。自信を育む“親の声かけ”
レベッカ・ローランド(2022),『自分でできる子に育つ最高の言葉かけ』, SBクリエイティブ.
FQ Kids Learning 2020 spring issue,『身体感覚・美的感覚・社会性を育む 子ども自然体験』, 株式会社アクセスインターナショナル.
YouTube|あの子はなぜ堂々としているのか?自信に満ちた子どもの親がしていること
高濱正伸(2012),『伸び続ける子が育つ お母さんの習慣』, 青春出版社.
PHPのびのび子育て 2021年3月特別増刊号, PHP研究所.
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