「上手だね」はNG! 自由な発想と創造力のある子がAI時代に強いわけ
これまでは「空は青、おひさまはオレンジ」と、つい色の指定をしてしまっていた筆者。でも今日は、専門家の先生方のアドバイスを思い出しながら、娘の好きなように描いてもらうことにしました。
すると驚いたことに、キャラクターの白目の部分を青で塗り始めたのです。「え!?」と思わず声が出そうになりましたが、ぐっと我慢。すると娘は楽しそうに、次々と自分の好きな色を重ねていきます。
紫と赤とピンクの歯の熊、ピンクと赤を組み合わせた猫……。私の想像をはるかに超える色使いに、娘はとても満足そう。「ママ、できたよ!」という声に、いつもなら「上手だね」と言っていたところを、「ピンクと赤の猫さん、かわいいね。
熊さんの歯の色もすてき!」と、具体的に感想を伝えてみました。
すると娘は「次は違う色で描いてみる!」と、さらに意欲的に。これまで「正しい色」を教えようとしていた私でしたが、子どもの自由な発想を信じることで、こんなに楽しそうに描けるんだと、新しい発見がありました。
たしかに、前出の今泉氏が言うように、「写真のように正確に描くこと」が正解ではありません。むしろ、子どもならではの自由な発想こそが、将来のイノベーション能力につながっていくのですね。今日の経験を活かして、これからも娘の創造性を伸ばしていきたいと思います!
***
今回使用したのは、コピックから新登場した水性の不透明カラーマーカー「コピック アクレア」です。裏うつりの心配がなく、乾くと耐水性になるため、子どもでも安心して使えました。重ね描きができ、紙以外の素材への着彩も可能。
印刷されたイラストや写真の上にもきれいに発色するので、絵や模様、文字を描き足すこともできます。
なお、現在「あつまれ!アクレアフレンズ」キャンペーンを実施中。絵本作家のtupera tuperaさんがデザインした個性豊かなキャラクターたちのワークシートがもらえ、自由に描き込んでオリジナルキャラクターをつくれます。
(参考)
*1 参考・カギカッコ内引用元:STUDY HACKERこどもまなび☆ラボ|「ただの石でも化石に見える」?自分で新たに生み出す経験が育むイノベーション能力
*2 参考・カギカッコ内引用元:STUDY HACKERこどもまなび☆ラボ|“発想力”と“プレゼン力”を重視する『こどもデザイン教室りねあ』、アイデア無限の「陶芸レッスン」