【2024-2025冬ツアー】冬キャンプで育てる子どもの感性。雪を楽しむ厳選15ツアー!
「新しいことに挑戦する力」「人との関わり方」を育んでいくのです。
注意すべきは、欲張りすぎないこと!大人はせっかくだからといろいろやらせようとしがちですが、子どもたちが過ごしたいように過ごさせてあげる――それだけで十分に教育効果があります。
家族で行くキャンプなら、ただテントを張ってご飯を食べるといったことでもいいし、その近くを散策する程度でも十分。自主的で自由な体験こそが、最高の学びにつながるのです。頭で考える前の「感性で動く」子どものうちに、なるべく多くの体験をさせてあげてください。*2
佐藤初雄氏|自然体験についてのインタビューはこちら
『キャンプに「せっかくだから」は不要!子どもが自ら学ぶ、自然のなかでの“シンプルな”過ごし方』
『“日常的に”自然で遊ぶメリット。「感性で動く」幼少期に多くの自然体験をすべき理由』
次項では、教育効果抜群のおすすめ冬プログラムをご紹介します。
冬のおすすめ自然体験1:人気のスキーキャンプ!
冬のアクティビティの筆頭がスキー。「雪育」*を勧める長野県はスキーなどの雪体験に次のような効果があると紹介しています。
(*)「雪のある自然環境を活用しながら、子どもの発達を促す教育的関わり
「雪育」の教育効果4つ
■「非日常的な感覚運動体験」
雪に触れる冷たさや滑走の爽快感は、普段の生活では体験できない特別な感覚です。ときとして厳しさを感じる雪との出会いも、日常では得られない体験として、子どもの成長に大きな価値をもたらします。
■「『自律性』の発達」
スキーやボードでは、周囲の状況を見ながら、自分で「止まる」「曲がる」「速さを変える」などの判断が必要です。うまく動けないときも、さまざまな方法を試して乗り越えなければいけません。自ら考え工夫する過程と、できたときの達成感は、子どもの自律性を大きく育てるでしょう。
■「親との豊かな体験の共有」
雪上スポーツや雪遊びを家族で楽しむと、子どもは親との絆を感じ、共通の話題が生まれます。
親も一緒に遊ぶことで自然と会話が増え、子どもへの理解が深まるでしょう。親子一緒の雪遊び体験が、よりよい親子関係を築くきっかけとなります。
■「友達とのふれあいや切磋琢磨」
スキー教室や子ども向けキャンプへの参加は、友だちとの交流だけでなく、互いに高め合う機会となります。この経験は、子どもの心の成長において、かけがえのない要素となっていくのです。