結局、子育てコストっていくらかかるの? 0歳〜大学まで教育費シミュレーター
仕組み
毎月一定額を投資信託などで運用。年間120万円まで非課税で投資可能です。
メリット
- 運用益が非課税
- 長期的には預金より高いリターンが期待できる
- 少額から始められる
デメリット
- 元本割れリスクがある
- 運用成果は市場環境に左右される
ファンドラップ仕組み
投資運用のプロに資産運用を一任する形のサービスです。
メリット
- プロによる運用で手間が省ける
- 分散投資が基本で、リスク管理も専門家が行なう
デメリット
- 運用手数料がかかる
- 元本保証はない
- 初期投資額が高い(100万〜500万円程度)
専門家からのアドバイス
「資金目的と使用時期が決まっている教育資金では、預貯金など堅実な方法をベースとし、被保険者に万が一のことがあった時の金銭的リスクに備えられる保険を組み合わせるとより安全です。」
ファイナンシャルプランナー 久保田正広氏
教育資金準備のポイント
- 単一の方法に頼らず、複数の方法を組み合わせる
- 家計の状況に合わせて無理のない金額から始める
- 子どもの年齢や教育プランに応じて見直しを行なう
- 万が一の場合のリスクも考慮に入れる
これらの方法は、それぞれの家庭の状況や目標に応じて組み合わせることが重要です。一度に完璧な計画を立てる必要はありません。まずは可能な方法から始めて、徐々に見直していくことをおすすめします。
教育費の準備、早めが肝心!専門家が教える「貯めどき」とサポート制度
「準備の方法はわかったけど、いつから始めればいいの?」という声も多いはず。じつは、教育費の準備は、できるだけ早く始めることが重要なポイントです。
その理由と、知っておくべき支援制度についてご説明します。
専門家に聞く!教育費の「貯めどき」
「特に、小学生までが貯めどきです。この時期を逃すと、その後の教育費負担で貯蓄が難しくなってしまいます」
1級ファイナンシャル・プランニング技能士 山内真由美氏
早めの準備が重要な3つの理由
- 複利効果:貯蓄・投資・保険とも、期間が長いほど運用効果が高まる
- 児童手当の活用:子育て支援として支給される手当を積立に回せる
- 支出増への備え:子どもの成長とともに教育費は増加傾向に
教育費が特に増える時期教育費が特に増える時期進路追加費用の発生時期と内容中学受験コース小学4年生以降から
高校受験コース中学生以降から
活用できる支援制度
高等学校等就学支援金制度(国の制度)