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「賢い子」は後天的に育てられる。教育のプロが教える、わが子の可能性を最大限に引き出す5つの方法

「賢い子」は後天的に育てられる。教育のプロが教える、わが子の可能性を最大限に引き出す5つの方法

「賢い子に育てたい」「でも、うちの子は勉強が苦手で……」——そんな悩みをもつ親御さんは少なくないはず。でも、「賢さ」は生まれつきのものではなく、後天的に育てられるもの。

そう語るのは、20歳で学習塾を創業して以来、35年以上に渡って子ども教育に携わってきた教育評論家・石田勝紀氏です。石田氏が提案するのは、「わが子のタイプに着目して、長所を伸ばす」子育てです。

石田氏は、「賢い子」とは「抽象度が高い子」だと言います。抽象度が高い子どもは、問題の全体を捉えて共通項を見つけたり、出題者側の視点をもつことができます。そして、この「抽象度の高さ」は、後天的に培うことができると石田氏は考えています。

今回は、石田氏のインタビューをもとに、家庭でできる5つの方法を紹介します。


育て方1.「わが子のタイプ」をじっくり観察する

→親の理想や世間の基準を押しつけないために
石田氏は「子どもがどういうタイプなのかを観察して十分に理解する必要がある」と言います。

子どもはそれぞれに、得手不得手などの特性をもっています。「こういう子になってほしい」という親の理想や世間一般の基準を押しつけようとすれば、本来もっていた可能性が閉ざされてしまうかもしれません。

作業スピードが遅い子には、問題数を間引いてゆっくり取り組ませる。集中力が続かない子なら、ストップウォッチを使ってゲーム感覚で取り組ませる。子ども一人ひとりに合ったやり方を見つけることが、可能性を広げる第一歩です。

【育て方1】家でできること
「賢い子」は後天的に育てられる。教育のプロが教える、わが子の可能性を最大限に引き出す5つの方法
家でできる関わり方のヒント

  • 子どもの作業ペースを観察する:焦らせず、その子なりのペースを認める
  • 「できないこと」ではなく「得意なこと」に注目:「〇〇は得意だね」と声をかける
  • 型にはめず、その子なりのやり方を見つける:「こうしたらどう?」と一緒に工夫する

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育て方2. 短所を責めず「長所を伸ばす」

→自己肯定感が高まり、苦手なことにも挑戦できるようになるから
石田氏は「長所を伸ばすスタンスをもっている親こそが、子どものポテンシャルを最大限に引き出せる」と語ります。


長所は無自覚なことが多い一方、短所は子どもなりに自覚しています。作業が遅いことを自覚している子が「早くしなさい!」と言われたり、集中力が続かない子が「集中しなさい!」と叱られたら、腹だって立ちますよね。ダメ出しばかりされて「自分はダメなんだ」と認識すれば、短所を克服しようという気持ちも失ってしまいます。

まずは長所を伸ばすこと。すると「自分はできるんだ!」と満足感を得られ、子どもが自ら短所を是正する方向に向かっていくのです。

【育て方2】家でできること
「賢い子」は後天的に育てられる。教育のプロが教える、わが子の可能性を最大限に引き出す5つの方法
家でできる関わり方のヒント

  • ダメ出しではなく、できたことを認める:「これができたね!」と具体的に伝える
  • 「〇〇が得意だね」と具体的に伝える:子どもが無自覚な長所を言葉にする
  • 短所を指摘するのではなく、成功体験を増やす:できることから始めて自信をつける

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育て方3. 親自身が「自分の人生を楽しむ」

→子どもが勉強や好きなことに没頭できるようになるから
石田氏は「親自身が自分の人生を楽しんでほしい」と言います。

「子どものために親が自らを犠牲にする」状態に陥ると、子どもは大きなプレッシャーを感じて勉強や好きなことに没頭できなくなります。
成績が伴わなかった際、「私がこんなに頑張っているのに!」と子どもにぶつけてしまい、親子間の信頼関係も崩れていくでしょう。

石田氏は「7、8割くらいできればいいか」といった感覚でいいと語ります。「7、8割で十分」と軽く考えていつも笑顔でいるほうが、子どもの成長のためにもよほどいいのです。

【育て方3】家でできること
「賢い子」は後天的に育てられる。教育のプロが教える、わが子の可能性を最大限に引き出す5つの方法
家でできる関わり方のヒント

  • 親自身の趣味や楽しみを大切にする:子どものためだけに生きない
  • 子どもの前で笑顔でいる時間を増やす:険しい顔より、笑顔のほうが子どもは安心する
  • 「7、8割でいいか」という気持ちで子育てする:完璧を目指さず、気楽に

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育て方4. 勉強以外の「雑談」を楽しむ

→信頼関係ができれば、子どもから勉強の話題を持ちかけてくるから
石田氏は「子どもとの雑談を大切にしてください」と語ります。

親から子どもに勉強の話題を振るのはNG。学校と勉強以外の、子どもが話したいテーマで楽しく雑談を重ねれば、自然と信頼関係ができあがっていきます。

信頼関係が築ければ、「算数が苦手で……」といずれ子どものほうから勉強の話題をもちかけてくるでしょう。
その場ですぐにアドバイスせず、話を聴くことに徹してください。子ども自身の気持ちが「どうしたらいいだろう」と解決したい方向に向かってから、「こうしたらどうかな?」と提案すればいいのです。【育て方4】家でできること
「賢い子」は後天的に育てられる。教育のプロが教える、わが子の可能性を最大限に引き出す5つの方法
家でできる関わり方のヒント

  • 子どもが話したいことを聴く:親が一方的に話すのではなく、子どもの話に耳を傾ける
  • 「勉強は?」「宿題やった?」を封印:勉強以外のテーマで楽しく雑談する
  • すぐにアドバイスせず、話を聴くことに徹する:子ども自身が解決策を見つけるまで待つ

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育て方5. 親が「人・もの・言葉」を大切にする姿を見せる

→子どもの「人間力」は親の言動次第で変わるから
石田氏は、未来永劫に大切な力として、【1】思考力、【2】創造力、【3】人間力の3つを挙げます。なかでも最も重要は力は、人間力だと言います。

石田氏は人間力を「大切にする力」だと捉えています。自分を大切にするのはもちろん、人を大切にする、ものを大切にする、言葉を大切にする——。

なぜ人間力が最重要なのでしょうか?頭はいいしクリエイティブで行動力もあるけれど、人やものを大切にする心をもっていない人は、周囲から孤立してしまいます。
一方、人間力に長けていれば、まわりがサポートしてくれるのです。

石田氏は「親御さん自身が、人やもの、言葉を大切にすること」の重要性を説いています。子どもはもっとも長く接している人間の影響を受けて育ちます。誰かを差別したり、愚痴や不平不満ばかりこぼしたりしていませんか?そうした姿を子どもは見て、同じように育っていきます。

【育て方5】家でできること
「賢い子」は後天的に育てられる。教育のプロが教える、わが子の可能性を最大限に引き出す5つの方法
家でできる関わり方のヒント

  • 誰かを差別しない、愚痴や不平不満を減らす:ポジティブな言葉を使う習慣をつける
  • ものを大切に扱う姿を見せる:「ありがとう」「もったいない」を口にする
  • 完璧を目指さず「7、8割でOK」の気持ちで:たまには愚痴をこぼしてもいい、でも基本は笑顔で

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「賢い子」は、後天的に育てられます。大切なのは、わが子のタイプを理解し、その子に合った方法で可能性を引き出すことです。

「わが子のタイプをじっくり観察する」「短所を責めず長所を伸ばす」「親自身が自分の人生を楽しむ」「勉強以外の雑談を楽しむ」「親が人・もの・言葉を大切にする姿を見せる」——この5つの方法は、どの家庭でも実践できます。


忘れないでほしいのは、「パーフェクトを目指す必要はない」ということ。石田氏が繰り返し語るように、「7、8割くらいできればいいか」といった感覚で十分です。親が険しい顔をしているより、笑顔でいるほうが子どもの成長のためにもよほどいい。わが子の特性を理解し、なにげない雑談を楽しみながら、親子で一緒に成長していきましょう。

(参考)
STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|後天的にだって「賢い子」は育てられる。わが子のタイプに着目すれば長所は確実に伸びていく
STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|中学受験に「向いている子」「向いていない子」。教育のプロが教える4つの判断ポイント
STUDY HACKER こどもまなび☆ラボ|「人間力」が高い子の親がしていること。完璧を目指さない7割の子育てが子どもを伸ばす

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