約9割の親が「子どもの教育で後悔」していることが判明。 2位「過干渉」、1位は……
今の教育方針、本当に子どもに合っている?
親になって悩むことのひとつが、子どもへの教育方針ではないでしょうか。子育てや教育に関してさまざまな情報が飛び交う今、「今の教育方針が子どもに合っているのか」と不安になる人も多いことでしょう。
そこで実施された今回のアンケート調査。結果をランキング形式でまとめました。
子どもの教育で後悔していることがある人は約9割
子どもをもつ親500人に「子どもの教育で後悔していることはあるか」と聞いたところ、「ある」が「かなり」「少し」を合わせて90.4%にのぼりました。
大多数の親が、自身の子育てに何らかの後悔を抱えているとわかりました。
子育てには明確な正解がなく、すぐに結果が出るものでもありません。そのため子どもの成長や親自身の価値観が変化していく中で、「こうしておけばよかった」「やらなければよかった」と思う瞬間が多くあることを示しています。
子どもの教育で後悔していること1位「早期教育すればよかった」
「子どもの教育で後悔していること」の1位は「早期教育すればよかった(16.6%)」でした。2位「干渉しすぎた(10.0%)」、3位「好きなことをさせなかった(9.4%)」が続きます。
「親の考えを優先しすぎたこと」と「子どもに任せすぎたこと」という、相反する後悔がランクイン。
育児のトレンドは「子どもの気持ちを尊重し、過度な干渉はしない」ですが、親としての経験を活かした適切な干渉やサポートは必要です。そのため、適切な干渉の程度に悩んでいる人が多くいました。
<1位早期教育すればよかった>
・英語の勉強をもっと早くから始めておけばよかった。先に日本語をしっかりと思っていたので4年生頃から始めたが、聞き取りの能力は落ちているようで、なかなか発音が身につかない(40代 女性)
・中学時代は部活優先でと思っていましたが、もう少し早めに塾に通わせていればよかったと思います。結果的にはなんとか志望校に合格できたのですが、もう少し早く塾に通っていれば、受験時にもう少し楽だったのかなと感じています(40代 男性)
早期からの習い事や学習が子どもの学校生活や将来に影響すると認識したことにより、「もっと早く始めていれば」と後悔した人も多数。
早期教育することによって、子どもが自信をもてたり、受験期に苦労が少なく済んだりしたのではという思いがあるようです。