現役東大生100名中、8割が答えた「学力の土台となる力」は? 不足していると他教科や思考力にも影響が
今回の調査は、同社代表の神田直樹氏初の著書『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)の発売を記念して実施されたもの。
近年、教科書の読解すら困難な「読み飛ばし」や「設問の意図を読み取れない」子どもが増えていると指摘され、国語力の低下が他教科の理解や思考力にも影響を及ぼしていると言われています。
特に中学受験や高校受験では「読解力」が重要視される傾向が年々強まり、保護者の間でも「国語力の鍛え方」に注目が集まっています。
約8割(77%)の講師が「学力の基盤は国語力」と回答/数学(17%)や英語(4%)を大きく上回る結果に
「学習において一番基盤となる科目は何か?」という問いに対し、東大生講師100名中77名が「国語」と回答しました。次いで「数学」が17名、「英語」が4名と続きました。
大多数が「読解力や設問の意図を読み取る力がすべての教科の土台になる」と実感している様子がうかがえます。
・「全ての教科で文章を読むので、全てが国語要素を含むと思っています」
・「なんの教科の学習をするにも問題を解くにも、文章を読む力や要点を理解する力、自分の考えをまとめる力が必要だと思うから」
段階ごとに「国語力増強に一番役立ったこと」をたずねたところ、小・中学生時代には「読書」と「対話」が圧倒的に多く挙げられました。
「読書」と「対話」が国語力を伸ばす2大要素に
◎小学生時代
・読書:64名
・対話:21名
・その他(学校、親の影響、環境など):15名
◎中学生時代
・読書:48名
・対話:27名
・その他(塾、受験勉強、作文など):25名
◎高校生時代
・読書:14名
・対話:16名
・その他(受験対策、参考書、現代文の授業など):70名
中学〜高校と段階が上がるにつれて、塾や受験対策など“外部からのインプット”が増えていく一方で、基礎的な国語力の土台は「読書」と「対話」によって早期に築かれていたという傾向が明らかになりました。
・「今の自分の国語力の基礎は、幼少期から小学生時代に本をたくさん読んだことで培ったもの」
・「幼少期から小学生の間に母とたくさん話していたことが、国語力の形成に大きく役立ったと考えています」
調査名:東大生講師に聞く「学力と国語力」に関する調査
調査方法:オンラインアンケート
調査時期:2024年12月〜4月
調査主体:Overfocus
調査対象:ヨミサマ。に所属する東大生講師
回答者数:100名
Overfocus
https://yomisama.overfocus.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)
近年、教科書の読解すら困難な「読み飛ばし」や「設問の意図を読み取れない」子どもが増えていると指摘され、国語力の低下が他教科の理解や思考力にも影響を及ぼしていると言われています。
特に中学受験や高校受験では「読解力」が重要視される傾向が年々強まり、保護者の間でも「国語力の鍛え方」に注目が集まっています。
約8割の東大生が「学力の基盤は国語力」と回答
学習において基盤となる科目は?
約8割(77%)の講師が「学力の基盤は国語力」と回答/数学(17%)や英語(4%)を大きく上回る結果に
「学習において一番基盤となる科目は何か?」という問いに対し、東大生講師100名中77名が「国語」と回答しました。次いで「数学」が17名、「英語」が4名と続きました。
大多数が「読解力や設問の意図を読み取る力がすべての教科の土台になる」と実感している様子がうかがえます。
<現役東大生講師コメント>
・「全ての教科で文章を読むので、全てが国語要素を含むと思っています」
・「なんの教科の学習をするにも問題を解くにも、文章を読む力や要点を理解する力、自分の考えをまとめる力が必要だと思うから」
国語力を伸ばすには何が有効?
段階ごとに「国語力増強に一番役立ったこと」をたずねたところ、小・中学生時代には「読書」と「対話」が圧倒的に多く挙げられました。
「読書」と「対話」が国語力を伸ばす2大要素に
◎小学生時代
・読書:64名
・対話:21名
・その他(学校、親の影響、環境など):15名
◎中学生時代
・読書:48名
・対話:27名
・その他(塾、受験勉強、作文など):25名
◎高校生時代
・読書:14名
・対話:16名
・その他(受験対策、参考書、現代文の授業など):70名
中学〜高校と段階が上がるにつれて、塾や受験対策など“外部からのインプット”が増えていく一方で、基礎的な国語力の土台は「読書」と「対話」によって早期に築かれていたという傾向が明らかになりました。
<現役東大生講師コメント>
・「今の自分の国語力の基礎は、幼少期から小学生時代に本をたくさん読んだことで培ったもの」
・「幼少期から小学生の間に母とたくさん話していたことが、国語力の形成に大きく役立ったと考えています」
調査概要
調査名:東大生講師に聞く「学力と国語力」に関する調査
調査方法:オンラインアンケート
調査時期:2024年12月〜4月
調査主体:Overfocus
調査対象:ヨミサマ。に所属する東大生講師
回答者数:100名
Overfocus
https://yomisama.overfocus.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)
関連リンク
-
コーチ一家が好き勝手やるチームでハブられ親子で孤立、持ち家だけど引っ越してまで移籍させたい問題
-
クリスマス絵本&お風呂おもちゃが大活躍!2歳児ママが選んだ12月購入品8選 | HugMug
-
ゲーム感覚で図形問題がわかる!解ける!中学受験向け算数アプリ「究極の平面図形<相似・面積比>」で図形が得意な子の頭の中を追体験
-
新感覚!リング形状×国産米の米粉100%の麺【こめまるめん】を2025年12月25日(木)より発売
-
学研教育総合研究所調べ お正月にもらったお年玉 小学生では平均23,158円、中学生では平均29,533円、高校生では平均27,724円 小学生と中学生は前回調査から2,000円以上増加、高校生は前回調査から減少