藤本美貴さん、長男・長女が近視と告白「どうしたら遅くできたのかな」子どもは“見えない”と言わない

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藤本美貴さん、長男・長女が近視と告白「どうしたら遅くできたのかな」子どもは“見えない”と言わない


左:東邦大学医学部眼科学講座 准教授 松村沙衣子先生/右:タレントで三児の母 藤本美貴さん(提供写真)

2026年10月6日、参天製薬は10月10日の「目の愛護デー」に先駆け、子どもの近視について考えるプレスイベント「10月10日『目の愛護デー』に考える、子どもの近視 ~近視を正しく理解し、いま私たちができること~」を東京都内で開催しました。

イベントには、東邦大学医学部眼科学講座 准教授 松村沙衣子先生と、三児の母であるタレントの藤本美貴さんが登壇。増加する子どもの近視の現状や、家庭でできる対策について語りました。

実は近視は、単に「メガネをかければ済む問題」ではありません。松村先生によると、近視は将来的な目の病気のリスクにも関わるため、できるだけ早く発見し、進行を抑えることが重要だといいます。

藤本美貴さん「上の子2人が近視」次女の目にも不安

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(提供写真)

藤本美貴さんは中学生の長男と小学生の長女が近視だと明かし、「どうしたら近視になるタイミングをもうちょっと遅くできたのかなとか、これから近視の進行を防ぐにはどうしたらいいんだろうとか、気になります。次女はまだ視力について指摘されていないんですけど、予防の対策とかも聞きたいなと思います」と、保護者としての率直な不安を語りました。

現在の子どもたちは小学校から1人1台のタブレットが配布され、デジタル学習をするようになっていることにも触れ、「もちろん家庭でも使ったりとかしたりするので、その辺もやっぱり気にはなりますね」と話し、デジタル機器との付き合い方への関心を示した藤本さん。


松村先生によると、子どもは見えにくさを自覚していても、『見えない』と訴えないことが少なくないといいます。

すると藤本さんも、「たしかに、なかなか小さいときに子どもから『見えづらい』とは言ってこなかった」と納得。家庭だけでは異変に気づきにくい実情があるようです。

実際に藤本さんの長女が近視と診断されたきっかけも小学校入学後の健診で、そこで視力について指摘されてはじめて眼科を受診、検査で近視が判明したそうです。

一方で、松村先生は学校健診で視力低下を指摘された子どものうち、眼科を受診する割合は約55%にとどまると説明。視力低下の背景には近視以外の病気が隠れているケースもあるため、「学校健診の結果、視力低下を指摘されたら、必ず眼科にかかってほしい」と呼びかけました。

「メガネで見えれば大丈夫」ではない。一度伸びた眼球は元に戻らない

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松村先生の講演では、近年の子どもの近視について「増加」だけでなく、「低年齢化」が大きな課題になっていることも明かされました。

人間の視力は3歳までを目安に急速に発達し、5~6歳ごろには1.0見えるようになります。
しかし調査によれば、近視を発症する年齢が徐々に低年齢化しており、2005年には平均10.6歳だった近視の発症年齢が、2021年には平均7.6歳まで低下したといいます。

では、なぜ近視の低年齢化が問題なのでしょうか。

近視とは眼球が前後方向に伸びることで、光の焦点が網膜より手前に合ってしまう状態を指します。

松村先生は「身長と同じで、一回伸びたものに関しては元に戻ることがない」と説明。近視はメガネやコンタクトレンズによって見え方を矯正できますが、眼球そのものが元の長さに戻るわけではないのです。

さらに、強度近視になると網膜剥離や緑内障、近視性黄斑症などの目の病気のリスクが高まることも紹介されました。

松村先生は「予防しなくても将来手術をすればいいと考える方もいらっしゃるかもしれないのですが、やはり予防して、そこまで強い近視にさせないことが大事」と強調しました。

なぜ「外遊び」が近視の予防になるのか

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家庭ではどのような対策ができるのでしょうか。


家庭で出来る近視予防
・スマホやゲーム、パソコン、読書、勉強など、連続して近くを見続ける作業は、目を休ませるため、30分に1回30秒以上遠くを見る
・正しい姿勢をとり、画面や本とは30cm以上の距離を取って見る
・室内は明るい環境とする(500ルクス以上)
・外遊びを増やす

松村先生は、「日中に外で過ごす時間が長いほど近視の発症リスクが低下することが分かっている」と説明。両親ともに近視でも、子どもの外遊びの時間が長ければ、近視になるリスクは下がるというエビデンスを紹介し、1日2時間の外遊びを推奨しました。実際のところ、「ずっと家でゲームや動画に没頭しているより、外で遊んだほうがいいのだろうな」と、なんとなく思っている保護者は多いものです。しかし「なぜ外遊びがよいのか」は、腑に落ちていない人も少なくないのではないでしょうか。

実は、電灯で照らして明るく感じられる室内でも、屋外の照度とは桁が違います。

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▼屋内の照度(明るさ)
家のリビング:100ルクス
デスクライトの下:500ルクス
学校の教室内:340ルクス
窓際:800ルクス
▼屋外の照度
建物の影:3140ルクス
木陰:7480ルクス
学校の校庭:100000ルクス以上
(Wu PC,Opthomology 2018,『子どもの目が危ない』大石寛人. 2021)
【資料より引用】
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数字で比較すると、明るさの違いは一目瞭然でした。暑さ対策でサングラスや帽子を装着していても、近視を押さえる十分な太陽光が入ることが研究でわかっているそう。

一方で、藤本さんからは「小学校に上がると、帰宅時間は遅くなるし習い事などで忙しくて、公園などでの外遊びの時間を確保するって、本当に意識しないとちょっと難しいのかな」と現実的な声も。


だからこそ、学校健診で視力の低下を指摘されたら、ためらわずすぐに眼科を受診することが重要になってきます。

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今回のイベントで繰り返し語られたのは、「子どもの近視は誰にでも起こりうる身近な問題」だということでした。

特に子どもは、自分から「見えない」と訴えにくいものです。外遊びの時間を確保したり、近くを見続けない習慣を意識したりと、家庭でできることから取り組み、学校健診で指摘されたら早めに眼科を受診することが大切です。

子どもたちの「見える未来」を守るために、まずは目の健康に関心を持つこと。その小さな一歩が、将来の視力や目の健康を守ることにつながるのかもしれません。


(マイナビ子育て編集部)

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