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【簡単レシピ】オクラは離乳食中期からOK!冷凍方法や下ごしらえ時短テクも紹介

ままのて
オクラの最大の特徴はなんといってもねばりです。細かく刻めば刻むほどねばりが増し、食欲が減退しているときでもつるりと食べられますよ。ねばり成分には胃の粘膜を保護し消化を助ける作用があるとされているので、夏バテ予防にも積極的に取り入れたい野菜です。離乳食にも取り入れてみてはいかがでしょうか。

離乳食のオクラはいつから?


オクラは一年を通して市場に並ぶ野菜ですが、国産の場合は夏から秋の出荷量がもっとも多くなります。出荷量が多いのは、鹿児島や高知県など温暖な気候で知られる地域です。しかし、冬から春にかけてはフィリピンやタイ産のオクラも多く出回っています。

血中コレステロールを減らし血圧を下げる効果があるペクチンや、高血圧予防やむくみ改善に良いカリウムなどが含まれていますよ。


進め方の目安

赤ちゃんにオクラを与えるのは離乳食中期(モグモグ期)がおすすめです。オクラはやわらかくゆででからヘタとがくを取り、縦に切ったら中の白い種を取り除きます。

初めはみじん切りで、離乳食後期(カミカミ期)になったらあらいみじん切りか薄い輪切りにして与えましょう。オクラには産毛が生えているので、調理前に板ずりするのを忘れないでくださいね。

オクラの種は1歳から食べられる

オクラの中に詰まっている白い種はいつから与えられるのか疑問に感じるママもいるかもしれません。基本的にオクラの種は1歳以降になったら与えることができます。大変ですが、それまではできる限り取り除いて与えてくださいね。オクラを縦に切ってスプーンの先で種をこそぐようにすると簡単に取り除くことができますよ。


オクラは口腔アレルギーに注意

オクラでアレルギーを発症することはあまり多くはありませんが、可能性はゼロではありません。オクラのねばり成分で口のまわりが痒くなったり、口腔アレルギーを引き起こしたりすこともあります。初めて与えるときは少量から始め、赤ちゃんの口の周りや中に変化がないかよく見てあげましょう。

オクラの下ごしらえ!時短にはレンジが便利


オクラの産毛と種の取り方

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1.まな板の上に塩を振り、オクラをのせて手で転がす(板ずり)。2.水でオクラの産毛を洗い流す。
3.ヘタを切り、がくの部分はむく。
4.鍋や電子レンジで加熱した後、オクラを縦に切り、箸やスプーンを使って種を取り除く。

【鍋】ゆで時間は5分

オクラは繊維質が残りやすいので、赤ちゃんに与えるときは大人が食べるものより長くゆでることをおすすめします。
まずは基本の鍋での加熱の流れを説明します。

【簡単レシピ】オクラは離乳食中期からOK!冷凍方法や下ごしらえ時短テクも紹介


1.鍋に多めにお湯をわかし、板ずりしたオクラを入れ5分ほど加熱する。
2.オクラの種を取り出し月齢に応じた大きさに刻む。

【レンジ】1分チンするだけ!

電子レンジで手軽にオクラを加熱することができます。鍋のお湯でゆでるとオクラのねばり成分も流れ出てしまうことがありますが、その点も電子レンジなら安心です。時短にもなるので忙しいときにもおすすめですよ。

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1.板ずりしたオクラに破裂防止のため爪楊枝で穴を開けておく。
2.耐熱容器に入れ、水を少量加える。
ここではオクラ3本に対し水を小さじ2加える。
3.ラップをかけ、600Wで1分加熱する。
4.オクラの種を取り出し月齢に応じた大きさに刻む。

【炊飯器】ご飯と一緒に準備OK


1.板ずりしたオクラをアルミホイルで包む。
2.お米の上にのせ、通常の炊飯機能でお米を炊く。
3.炊けたらオクラを取り出し、種を取り月齢に応じた大きさに刻む。

レシピポイント

炊飯器で野菜を蒸す方法はさまざまな野菜で応用ができます。複数の野菜を一緒に蒸すことも可能ですが、アルミホイルの包み方が甘いと野菜の水分がお米に流れてしまうので気を付けましょう。
炊飯器の蓋につかないようお米と野菜の量に気を付けながら活用してみてください。

離乳食のオクラの冷凍保存方法


食べやすく下ごしらえをして冷凍

幅広い食材と相性の良いオクラですが、下ごしらえに少々手間がかかるのがネックです。いつでもすぐに使えるよう、多めに加熱し冷凍で保存しておくと便利ですよ。

加熱して種とヘタを取り除いたら離乳食中期(モグモグ期)はみじん切り、離乳食後期(カミカミ期)はあらいみじん切りや薄い輪切りなど、時期に合わせた形状で冷凍しておきましょう。1食分ずつ小分けにすると使いやすい

下ごしらえしたオクラは1食分ずつに分けて冷凍しましょう。まだ少量のうちは製氷皿でキューブ状に冷凍し、食べる量が増えてきたら簡単にラップなどで包んで冷凍しても良いでしょう。冷凍したオクラは一週間をめどに食べきるようにしてくださいね。

離乳食中期のオクラレシピ


離乳食中期(モグモグ期)におすすめのオクラを使ったレシピを紹介します。


※以下、この記事のレシピでは600Wの電子レンジを使用した場合の加熱時間を記載しています。

納豆とオクラのねばねば粥

[材料]
オクラ1本
ひきわり納豆10g
7部粥50g

1.オクラは板ずりし、電子レンジで1分加熱する。
2.ヘタとがく、種を取り除き、細かく刻む。
3.納豆とよくあえてからおかゆにのせる。

オクラのあんかけうどん

[材料]
オクラ2本
絹ごし豆腐10g
鶏ひき肉(ささみ)10g
かつおだし60mL
うどん40g

1.オクラは板ずりし、電子レンジで1分加熱する。
2.ヘタとがく、種を取り除き、細かく刻む。
3.かつおだしを鍋に入れ、オクラ、絹ごし豆腐、鶏ひき肉を加える。
4.1cm程度の長さにカットしたうどんを加え、よく煮込む。


レシピポイント

ぱらつきやすい鶏ひき肉とうどんも、オクラのとろみ成分で食べやすく仕上がります。鶏ひき肉の部位は特に指定はありませんが、初めのうちは脂身の少ないむね肉がおすすめです。

離乳食後期のオクラレシピ


オクラとわかめのとろとろ味噌汁

【簡単レシピ】オクラは離乳食中期からOK!冷凍方法や下ごしらえ時短テクも紹介


[材料]
オクラ1本
乾燥わかめひとつまみ
大根10g
かつおだし100mL
味噌小さじ1/4

1.オクラは板ずりし、電子レンジで1分加熱する。
2.ヘタとがく、種を取り除き、細かく刻む。
3.乾燥わかめは水で戻し、細かく刻む。
4.かつおだしを鍋に入れ、みじん切りにした大根、わかめを加えやわらかくなるまで煮る。
5.オクラを加え、少量の味噌で味を整える。

オクラとツナのトマト煮込み

【簡単レシピ】オクラは離乳食中期からOK!冷凍方法や下ごしらえ時短テクも紹介


[材料]
オクラ1本
トマト1/3個
ツナ(ノンオイルタイプの缶詰)20g

1.オクラは板ずりして電子レンジで1分加熱し、ヘタとがく、種を取り除いて刻む。
2.トマトは皮を湯むきして種を取り除き、みじん切りにする。
3.オクラ、トマト、ツナを耐熱容器に入れ、電子レンジで40秒加熱する。野菜から水分が出るのでよく混ぜ合わせる。

レシピポイント

電子レンジで作れる簡単煮込みです。トマトから水分が、ツナからうまみが出るので出汁を使わずに作ることができます。オクラのとろみで赤ちゃんでも食べやすい煮込みです。

離乳食完了期のオクラレシピ


オクラとしらすのおにぎり

[材料]
オクラ1本
しらす15g
軟飯80g
白ごま少量

1.オクラは板ずりして電子レンジで1分加熱し、ヘタとがく、種を取り除いて刻む。
2.しらすはお湯を回しかけ、余分な塩分をおとす。
3.軟飯にオクラ、しらすを混ぜ合わせて丸くにぎる。
4.お好みで白ごまをかける。

レシピポイント

しらすとオクラで栄養満点のおにぎりは、手づかみ食べが始まった赤ちゃんにおすすめのメニューです。ただし、白ごまはアレルギーを起こす可能性のある食品です。心配な場合は無理に使わなくても大丈夫ですよ。

オクラと鯛のおやき

[材料]
オクラ2本
鯛(刺身)2切れ
小麦粉40g
卵(全卵)1/2個

1.オクラは板ずりして電子レンジで1分加熱し、ヘタとがく、種を取り除いて刻む。
2.鯛はゆでてあらくすりつぶす。
3.ボウルに小麦粉、オクラ、鯛を加え、卵を流し入れる。
4.ひとかたまりになったら食べやすい大きさに成型する。
5.フライパンにサラダ油を薄くひき、両面をこんがりと焼く。

オクラのとろみをいかしてさまざまな料理に挑戦しよう


【簡単レシピ】オクラは離乳食中期からOK!冷凍方法や下ごしらえ時短テクも紹介


オクラは栄養価が高いだけでなく、ねばり成分が食材と食材をうまく結びつけて食べやすくしてくれるありがたい野菜です。シャキシャキとした食感も赤ちゃんには楽しく感じられることでしょう。旬のうちに料理に取り入れ、離乳食の幅を広げてくださいね。

※この記事は2019年9月時点の情報をもとに作成しています。アレルギーに関する詳しい情報は、下記のリンクをご覧ください。

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