子育て情報『小児科医直伝!子どもの病状を伝える「受診メモ」術【パパ小児科医コラムvol.14】』

2019年9月4日 00:00

小児科医直伝!子どもの病状を伝える「受診メモ」術【パパ小児科医コラムvol.14】

受診メモとは?

皆さんは診察室で医師と話をしているとき、緊張して言いたいことを伝えられなかったり、診察室から出たあとに「あ!あれ言い忘れた!」と思い出したりすることはありませんか。

これは私自身にもあることで、医師を目の前にすると緊張してうまくしゃべれなくなることは同業の医師でもありえることなのです。医師でない場合はなおさらでしょう。

目次

・受診メモとは?
・受診メモがあると診察・診断がスムーズに
・受診メモの書き方
・受診メモは夫婦間の共有にも役立つ
・受診メモを活用して診察に備えよう
・パパ小児科医(ぱぱしょー)先生の過去のコラム
・著者:加納友環(ぱぱしょー)
・ぱぱしょー先生の出演する動画はこちら


そこで役立つのが「受診メモ」です。たとえばこんなものです。(事例は仮想のものです。赤文字は記載するときのポイントです。)

小児科医直伝!子どもの病状を伝える「受診メモ」術【パパ小児科医コラムvol.14】


小児科医直伝!子どもの病状を伝える「受診メモ」術【パパ小児科医コラムvol.14】


時間を追って情報を整理することで、どういう状態なのか、何に困ってるのかが伝わりやすくなります。

受診メモの詳しい書き方については、後ほど解説します。

受診メモがあると診察・診断がスムーズに

小児科医直伝!子どもの病状を伝える「受診メモ」術【パパ小児科医コラムvol.14】


自分で症状を説明できない子どもにとっては、保護者からの情報が診察のカギを握っています。情報が整理されているとスムーズな診断につながりますよ。

診察がスムーズになると、たくさんの患者さんが来る病院では待ち時間の軽減にもつながり、各方面に良い影響をおよぼします。

先ほどの受診メモのサンプルはかなりまとまったものになっていますが、実際にはここまでまとまっていなくても大丈夫です。おおまかなことがわかれば、医師は質問をしながら情報をおぎなっていきます。

また、受診メモを書くことで客観的に病状を把握することもできます。過去の記事で、子どもがしばしば入院することを書きました。

メモを使うと、入院が必要となるほどの状態なのかも把握しやすくなります。

受診メモの書き方

小児科医直伝!子どもの病状を伝える「受診メモ」術【パパ小児科医コラムvol.14】


子どもが体調を崩したら、まずは発熱や咳、下痢などのメモの素材となる情報を書き留めていってください。何度か書くうちにだんだんと整理できるようになっていきますので、まずは書き始めてみましょう。

メモのコツは以下の通りです。症状以外にも普段と違う変化がある場合は、忘れずに記載しましょう。

受診メモのコツ
・時間を追って、時系列に書くことを基本とする
・母乳・ミルクを飲んでいる場合は、いつもに比べて飲めているかが重要
・水分がとれているか、尿が出ているかが脱水の判断に重要
・発熱の経過は変化があったときに記載すれば良い。(1日数回程度で十分です。)細かく記載しなくてOK
・下痢や嘔吐があれば1日のおよその回数を記載する
・他の病院を受診した場合は、検査の結果やそこでの診断、お薬の情報を記載する。

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