子育て情報『【新型コロナウイルス】妊婦さん向け!厚生労働省が妊娠中の感染症対策まとめを発表』

【新型コロナウイルス】妊婦さん向け!厚生労働省が妊娠中の感染症対策まとめを発表

この期間は、母体や胎児、新生児の命に関わる事態が発生する可能性が高くなる期間です。

厚生労働省は、周産期医療協議会を開催しています。妊産婦の感染を防ぐために、新型コロナウイルスの患者を受け入れない医療機関を設定したり、通常の患者と疑いのある患者をわけたりするよう各都道府県に依頼しています。

また、感染が疑われる妊産婦には、早めの相談を呼びかけるよう周知しています。

妊婦の方々向けのリーフレット

【新型コロナウイルス】妊婦さん向け!厚生労働省が妊娠中の感染症対策まとめを発表

https://www.mhlw.go.jp/content/11925000/000618883.pdf

厚生労働省は、妊娠中の方に向けてリーフレットを配布しています。各自治体の保健センターや産科などの医療機関で配布しているので、手元に持っておくと安心でしょう。

「厚生労働省は、省をあげて、妊婦の方々の安心・安全の確保に全力を尽くしてまいります」と書かれた心強いリーフレットの内容です。ぜひ参考にして、安心できる妊娠生活を過ごしてくださいね。


主な内容は下記の通りです。

コロナウイルスの感染が妊娠に与える影響

現時点の医療では、妊娠後期に新型コロナウイルスに感染したとしても、経過や重症度は妊娠していない方と変わらないとされています。海外の胎児のウイルス感染が報告されていますが、胎児異常や死産、流産を起こしやすいという報告もありません。

妊娠中でも過度な心配はせずに、落ち着いて過ごすよう記載されています。

日ごろの感染予防でできること

こまめな手洗いうがい、人込みを避けるなど、基本的な予防策は必須です。一般的に、妊娠中の方が肺炎を起こした場合は重症化する可能性があるため、日ごろから予防を心がけましょう。

とくに人込みを避けるという点でも、「密閉空間・密集場所・密接場面」といった3つの「密」が重なる場所は避けるよう促しています。

妊婦の働き方について

妊娠中の女性労働者に向けても、アドバイスを送っています。
ご自身の体調をふまえて時差通勤やテレワークの活用、休暇の取得などを勤務先に相談するよう促しています。

妊婦で発熱などがある場合
妊娠中の方で、下記の症状がある方は早めに帰国者・接触者相談センターに相談しましょう。

・風邪の症状や37.5発熱などの症状が2日以上続く場合
・強いだるさ(倦怠感:けんたいかん)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合

妊婦健診の受診について

妊婦健診を受ける際、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した方、ご家族に感染疑いのある方は、妊婦健診前にかかりつけ産科医療機関に電話で相談するようにしましょう。

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