胎児動脈管早期収縮とは?妊娠中のポリフェノールの取りすぎが原因?自覚症状や予防方法【産婦人科医監修】
妊婦健診を定期的に受診する
胎児動脈管早期収縮は早期に発見して治療すれば、その後は比較的良好な経過をたどります(※4)。早期発見に有効なのが、妊婦健診などで行われるエコー検査です。定められた妊婦健診は必ず受診し、赤ちゃんの状態を定期的に確認していきましょう。
赤ちゃんの胎動が普段と違うように感じたときは、妊婦健診のタイミングではなくても早めに医師の診察を受けることが大切です。
胎児動脈管早期収縮はバランスの良い食事で対策を
ルイボスティーにしてもアセトアミノフェンにしても、妊婦さんに安全であると紹介されているため、どの情報に従えば良いのか迷ってしまいますね。特にポリフェノールは身体に良いものとされ多くの食品にも含まれていることから、摂取量の明確な基準がないことを不安に感じる場合もあるでしょう。
ポリフェノールの影響が疑われる症例は近年に入り報告がまとめられるようになったもので、発症のメカニズムは明確になっていません。ポリフェノールの摂取や薬剤の服用歴がない場合の症例も報告されていることから、心配しすぎないことも大切なポイントです。
食品を制限しすぎると栄養がかたよってしまい、精神的にもストレスになります。気になることは主治医に相談しながら、バランスよく食事をとり普段通りの生活を意識していきましょう。
※この記事は2022年2月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。