働くママをサポート!送迎保育ステーションとは?利用条件や料金についてご紹介
夕方は15時から16時のあいだに各保育施設へ専用バスがお迎えにまわり、18時まで送迎保育ステーションで保育が行われます。延長保育は20時までとするのが一般的です。
自治体によっては朝のみもしくは夕方のみの申込が可能です。利用できる曜日は月~金曜日の平日のみという場合と、土曜日も実施している場合とに分かれます。
利用した場合のタイムスケジュール例
■朝(登園)
7:00ステーションで預かり
8:00在籍園へ送迎
9:00在籍園で活動
■夕方(降園)
16:00送迎
17:00ステーションで預かり
■夜間(延長保育)
18:00ステーションで預かり
19:00保護者のお迎え
送迎保育ステーションがある自治体例
東京都町田市
町田市では系列の園に送迎することを目的に、私立の幼稚園による送迎保育ステーションが設けられていましたが、市内の待機児童解消と定員に余裕がある施設を有効活用するため、2017年に自治体が町田市受託送迎保育ステーション事業に乗りだしました。
これにより、小田急線町田駅近くに送迎保育ステーション「つながり送迎保育園・もりの」が開設され、徐々に利用が拡大しています(※2)(※3)。
【町田市】施設の概要
・対象児童:送迎対象施設に入所するクラス年齢1~5歳児(規定あり)
・定員:32人
・対象施設:市内12の保育施設
・利用料金:月額 2,000 円
・延長保育:150円/30 分
・月額上限:6,000 円
・利用日時:平日・土曜日 朝7時~9時、夕16時~18時、延長18時~20時
千葉県流山市
流山市は2005年につくばエクスプレスが開業し、市内にも新駅が建設されました。しかし、新しく開業した駅ともともとあった保育施設は距離が離れており、駅周辺に居を構える子育て世帯が通いやすい立地ではありませんでした。
そこで流山市では2007年に流山おおたかの森駅と南流山駅に日本初となる送迎保育ステーションを設け、市内の保育園に送迎するという取り組みを開始しました。2ヶ所の送迎保育ステーションを合わせると、送迎対象となる保育施設は全部で79ヶ所にのぼり、ママたちの働きやすさを実現しています。
【流山市】施設の概要
・対象児童:
1.流山市内の保育所(園)に入所(園)している満1歳以上
2.自分でリュックサック等の荷物を持ち、かつ歩けること
3.送迎中、バス車内のシートに座っていることができること
4.送迎対象園に入所中であること(一時保育は不可)