こども総合保険とは?損害補償だけではなく、傷害や疾病などにも対応!学資保険との違いはある?
こども総合保険とは?
こども総合保険とは、Chubb損害保険株式会社(チャブ保険)が扱う子どものための保険です。満23歳未満または、学校教育法に定める所定の学校の学生および生徒を対象に、国内外を問わず日常生活におけるケガや賠償損害を補償するもので、育英費用、救援者費用または病気にも対応しています。
遊んでいるときのケガや移動中の交通事故など、日常生活には大小問わずさまざまなリスクが存在しています。毎日を安心して過ごすためにも、子どもが直面する可能性があるリスクに対し、手厚い補償で備えておきたいですね。
こども総合保険の補償内容は?
賠償補償
賠償補償は、自転車を運転中に人に衝突して大けがを負わせてしまったときや他人の物を壊してしまったときなど、第三者に損害を与えて法律上の賠償責任を負った場合に補償するものです。家族全員が補償の対象となり、自治体の自転車保険義務化にも対応しています。
育英費用補償
育英費用は、扶養者(子どもの生計を支えている親権者)が交通事故や天災などの偶然な事故によるけがで死亡または重度後遺障害が生じた場合に支払われる子どもの未来のための補償です。
子どもの成長を見守るうえで、健康に気をつけているママやパパは多いでしょう。しかし、自分たちに万が一のことがあった場合、子どもの生活を助けるお金が用意できると安心ですね。
傷害補償
傷害補償は、学校内や登下校時のケガ、交通事故・遊びやスポーツ中のケガを補償するものです。公園の遊具から落下して大ケガをしたときなども対象です。ケガだけではなく、熱中症や一類から三類までの特定感染症、腸管出血性大腸菌(O-157)などの細菌性食中毒、ノロウイルスといったウイルス性食中毒も補償内容に含まれます。
疾病補償
風邪をこじらせて肺炎になり入院したなど、新たな病気にかかり、入院や所定の手術をした場合、疾病補償の対象となります。熱中症、特定感染症、細菌性食中毒は、傷害補償と重複して支払われます。ただし、0歳児や先天性異常、保険加入前から治療中の病気については補償の対象となりません。
葬祭費用補償
葬祭費用補償は、子どもが所定の特定感染症を発病したことが原因で死亡し、親族が葬祭費用を負担した場合に受けられる補償です。日本国内だけではなく、渡航先などで感染症に罹患した場合も含まれます。
救援者費用補償
海や川、山など出先で子どもが事故に見舞われた際に、親族が現地にかけつけることがあるでしょう。