【仮面夫婦?】妻たちが夫への愛情が薄れても結婚生活を続ける理由1位は
世の中には、いくつになっても仲の良い夫婦もいますが、一方で結婚当時は仲が良くても、時間がたつにつれ愛情が薄れていってしまう夫婦が多いのも事実。それならばいっそ離婚して、愛情を持てる相手を見つければという考えもありますが、そうはいかない理由もあるようです。
●子どものために今は我慢…
ママテナがいったアンケート「ダンナへの気持ち、強さ・薄さの本音」の回答結果によると、夫に対してハッキリと愛情を持っていない、愛情が薄いと意識している妻は48%。なんとほぼ半分の人が夫に対して冷め切っているという現実が浮き彫りになりました。
しかしそれでも夫婦生活を続けているのはなぜなのか、その理由をランキングでまとめます。
1位:子どもがまだ幼いから…67.6%
2位:経済的に夫に頼らざるを得ないから…51.8%
3位:離婚をして一人になるよりマシだから…18.8%
4位:今後、夫が変わってくれることを期待しているから…14.7%
5位:離婚をすると、今の家を出ていかなくてはならないから…13.5%
6位:もともと愛情があって結婚したわけではないから…8.2%
1位は「子どもがまだ幼いから」で67.6%という結果に。夫と一緒にいるのは嫌だけれども、夫がいないと子育ては一人だけではつらいため、我慢しているという人が7割近くもいるようです。子どもが成長したときに新たな決断の機会をうかがっているのでしょうか…。
2位は「経済的に夫に頼らざるを得ないから」が51.8%でランクイン。特に出産を機に仕事を辞めてしまった人にとっては、ブランクのある再就職はまだまだ現代社会では難しく、今の生活水準を維持するためには夫と一緒にいることを我慢するという洗濯をしている人が多いようです。
3位は「離婚をして一人になるよりはマシだから」で18.8%。家族のいる生活に慣れてしまうと、たとえ愛情を感じない夫であっても、離婚して一人っきりになるよりはよっぽどマシというように心理状態も変わってしまうのかもしれませんね。
たとえ夫に愛を感じていなくても、離婚をしないという選択を選ぶかどうかは人それぞれ。ただそこで、子どもや経済的な理由が上位に来るという現実は、まだまだシングルマザーが生きていくのは困難な日本の社会を物語っているのかもしれません。(文・姉崎マリオ)