【三菱UFJ銀行へ】もしも…銀行名が変更されたら必要な手続きには何がある?
メガバンクと呼ばれる国内最大手の銀行のひとつ、「三菱東京UFJ銀行」が、2018年4月1日から「三菱UFJ銀行」に行名変更されます。銀行名が変わると、これまでの給与振り込みなどは普通に行われるの?あるいは毎月振り込んでいた家賃の振り込み先を変える必要があるの?といった疑問について調べました。
●基本的には個人の対応は必要なし
4月1日の行名変更に対し、多くの銀行が今後の三菱東京UFJ銀行への対応を発表しています。その内容は、これまで三菱東京UFJ銀行となっていた行名を、自動で三菱UFJ銀行に変更するというものです。つまり、振り込みカードやインターネットバンキングの振り込み先登録などで登録された三菱東京UFJ銀行は、4月1日以降、自動で三菱UFJ銀行に置き換わるようにシステムが準備されているようです。
逆に、自身が三菱東京UFJ銀行に口座を持っている場合も、自動で銀行名の変更がされるため、特に手続きなどをしなくても自動引き落としなどは継続して行われるようになります。
●銀行以外のシステムには注意が必要
銀行同士のシステムは自動で銀行名が変更されますが、例えば自動で銀行口座から入出金情報を取得する家計簿ソフトなど、一般の企業が銀行システムを利用してサービスを行っているものは、銀行名の変更に自動で対応してくれるのか、各サービスの詳細を見て、銀行口座を再度登録しなおす必要があるかチェックをする必要があります。
●意外と忘れがち、これからの自分の口座名
また、意外と忘れてしまいがちなのが4月1日以降、自分の口座名を書類などに記載するケース。
うっかり古い行名で書類に書いてしまうと、あとあと書き直しが必要になったりと、不要な面倒ごとが起きてしまうかもしれません。自分の口座が行名変更される場合は、そのことを忘れずに、今後書類を書く際には気をつけるようにしましょう。
銀行名の変更は、多くの人に影響のある大きな出来事ですが、事前のシステム対応などで、一般の利用者にはほとんど影響がないようになっています。ただし、ネットバンキングなどを利用した別会社のサービスを使用している場合は、サービスの対応状況の確認をしっかりしておくようにしましょう。
(文・姉崎マリオ)