何か買いたいものがあったり、漠然と目標金額を貯めるために貯金をはじめても、イマイチモチベーションが維持できず、あまり貯まらなかった経験のある人も多いと思います。しかし、世の中には楽しんで貯金ができるよう、いろいろな工夫をして貯金をしている人も多いようです。そんな面白貯金法をいくつか紹介します。
●○○したつもり貯金
バリエーションが多く、実践している人が多いのが○○したつもりになって、その金額を貯金するというもの。スイーツが食べたいと思ったときに、その金額をスイーツを食べたつもりになって…というものから、好きなキャラクターやアイドルに仕送りや弁当代を渡していると言う設定で、対象の写真やイラストを印刷した貯金箱にお金を入れておくという人もいるようです。
●差額を貯金
毎日コンビニ弁当や外食で食事をすることが多い人なら、それを自作の弁当や自炊に変えて、差額を貯金すると言う方法です。弁当を買ったときでも、スーパーなどの値引き品を買った場合には、差額を入れたりと、こつこつと積みあげていく形になりますが、食事は回数が多いため、意外と貯まっていることも。
雑誌や書籍を買うことが多い人は、それらを図書館で読むことで、買わずに済んだ書籍分の金額を貯金するというのも有効そうですね。
●5週間貯金
1カ月は4~5週間ですが、家計を35日周期で回すというもの。それまで1カ月(約30日)で使い切っていたお金を、35日間で使うようにやりくりし、5週間たってから、次の収入に手をつけるというテクニック。これを4回続ければ、1カ月分の収入が丸ごと貯金にたまっていることに!?
●引き落とし多めに貯金
公共料金や携帯電話、クレジットカードなどの引き落としは1円単位の細かい金額になりがち。そこで、ぴったりのお金を引き落とし口座に入れるのではなく、1000円単位でしか入れないようにすれば、引き落としのたびに数百円の貯金がされることになります。
どれもユニークな貯金方法ですが、貯金のモチベーションを維持するために、いろいろなアイディアをみんなが捻り出しているようです。これらの貯金方法だけでなく、オリジナルの貯金方法を編み出してみても良いかも?
(文・姉崎マリオ)