【悩み】話せるのに話さない…首を縦・横に振るだけの子どもが心配
「あうー」などのクーイング、「ばぶばぶ」などの喃語、そして「パパ」「ママ」など身近な人や物を示す言葉といったように、子どもが成長するにつれて言葉を覚え、会話でのコミュニケーションがとれるようになっていきます。
まだ言葉は拙いものの、一般的に3歳になる頃には自分の意思を示すような会話も出来るようになることが多く、ママとしても子どもの気持ちや考えがくみ取りやすくなりますよね。
しかし、なかには“話せるはずなのに”話さない子どもに悩んでいるという声も…。こうした状況に、先輩ママたちはどう対応してきたのでしょうか?
質問の仕方を変えてみる
場合によっては、子どもへの質問の仕方によって、子どもが話す必要がなくなっている可能性もあるようです。
たとえば、子どもに飲み物を飲ませようと思った時。「お茶いる?」「お水は?」という聞き方をするママは多いものですよね。しかしそれでは、お茶や水が欲しいならうなずけば伝わるし、そうでないなら首を横に振れば伝わります。
それを踏まえ、「イエス・ノー」で答えられる聞き方をしないようにすることで、子どもが話すきっかけになるというのがひとつ目の対処法。
先ほどの例と同じように飲み物が必要かどうかを聞く場合にも、「お茶とジュースどっちがいい?」「何を飲みたい?」「リンゴとブドウどっちにする?」といった聞き方をすることで、「ジュース」や「リンゴ」のような単語で答える必要が出てくるため、言葉を発するきっかけになるのだとか。
一番下の子にも発言の機会を与える
きょうだいがいる場合、一番下の子は話さなくても不便がないことが多いですよね。それはつまり、自分が何も言わなくても、お兄ちゃんやお姉ちゃんが答えてくれるので、わざわざ自分が答える必要がなくなっているということです。
個別にではなく子どもたち全員に向けて何かを聞こうとする時、ママとしても、より言葉を理解してくれて、自分の意思を伝えることが出来る“上の子”を中心に言葉を投げかけがちですよね。実際、特に意識せずにそうしていると思います。
時間は余計にかかってしまうかもしれませんが、「子どもたち全員の意見をそれぞれ聞く」、「発言する機会が少ない子どもに話を振る」など工夫すれば、話すようになってくれるというママの意見はチラホラ見受けられました。ママの中にある「子どもの成長のハードル」を下げる
「言葉」