子どもにストレスを感じたら…爆発する前に試したいこと
多くのママは、日ごろから愛情いっぱいに子育てをしていると思いますが、瞬間的に“イライラッ”と負の感情が芽生えてしまうこともありますよね。そんなとき、感情的に子どもを叱ってしまうのは…。そこで、ママが爆発してしまう前に、心を落ち着かせるコツを調べてみました。
育児にストレスは当たり前?
子どもがふざけたり悪さをしてしまった際や着替えや歯磨きを嫌がったりしてしまい、「いい加減にしなさい!」、「もうママは知らないからね!」など、自分の感情を子どもにぶつけてしまう経験は、親であればあまり珍しい行為ではないはず。
でも、そういった行為は、子どもからしてみると、なぜママが怒っているのかが理解できないもの。だからこそ、イライラしても落ち着いてちゃんと理由を説明してあげることが大切ですよね。
前述のように、子どもがいうことを聞いてくれずに、イライラしてしまったら、「育児はこういうもの」、「イヤイヤするのが子ども」と、自分のいまおかれている環境を“当たり前”だと考えるようにするといいのだとか。
「他のママもみんな同じことでがんばっている」、「つらいのは私だけはない」。
そう感じることで、イライラが和らぎやすくなります。
それでもイライラが止まらない場合は、いったん子どもから離れたり、ひと呼吸おいたりして、自分の気持ちを落ち着かせることが大切。冷静に子どもに注意をしたり叱ることができないなら、間をおくのもひとつの方法です。
小さなストレスが積み重なっている可能性も
育児に限らず、ストレスがたまっていると、普段は気にならないことも気になり始めてイライラしてしまうもの。最近、自分自身が“怒りっぽい”と感じているなら、それはリフレッシュするためのサイン。夫や両親などに子どものお世話をお願いして、自由な時間をつくりましょう。そして、思いっきりストレス発散。日ごろの家事や育児でたまってしまったストレスを解消すれば、気持ちも穏やかになりますよね。
もちろん、市区町村の「子ども預かりサービス」や「ファミリーサポート」、「ベビーシッター」などを活用するのも悪いことではないはず。
毎日休みなく家事・育児に追われていると、なかなか難しいとは思いますが、ママが自分自身をケアする時間も、育児には大切なことではないでしょうか。(文・山手チカコ/考務店)
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