夫婦喧嘩をしたら試したい! 手紙で想いを伝えるコツは?
ちょっとしたきっかけで起きてしまう夫婦喧嘩。些細なことが原因でも、これまでのうっぷんが溜まっていると、その場では収まらず、しばらく口をきかないなんてことにも…。気まずい思いをして何日間も過ごさないようにするためにも、ケンカの後に手紙で想いを伝えるコツをご紹介します。
手紙を書くメリット
「ケンカでイライラしている相手に対して、手紙を書く意味はあるの?」と思うかもしれませんが、ケンカの後に手紙を書くことには、様々なメリットがあるようです。
まず自分のメリットとしては、ついカッとなって言葉を発してしまうことを防げ、落ち着いて言葉を考えることができます。直接会話をしていると、とっさにいい受け答えが浮かばなくてきつい言葉を返してしまうこともありますが、手紙なら相手の気持ちを逆なですることなく、しっかり自分の言いたいことを伝えられるのです。
手紙を受け取った相手側も、気分が落ち着いたタイミングで読むことができるので、言葉を悪く解釈されたり、カッとなり聞く耳を持ってもらえないといったこともなくなります。
どんなことを書いたら良いのか
とはいえ普段から手紙を書く習慣がなければ、どういった内容を書いたら良いのかわからないもの。
そんなときには、まず謝ることから書き始めるのがポイント。ケンカは両方に非があるから起きる出来事。たとえ自分の非はちょっとしかないと思っていても、その部分はしっかり謝っておくことで、読む側も落ち着いてその後を読み進めてくれます。
謝罪が済んだら、なぜケンカになるほど自分が怒ったのか、その理由をハッキリわかるように書くこと。その上で相手にどうあって欲しいのか、自分の気持ちを書きましょう。そして最後に、相手の気持ちも聞きたいという想いも伝えること。一方的に自分の言いたいことだけ言っても解決にはなりません。必ず相手の意見も冷静に受け止めることが重要です。
手紙を書いたら、食卓の上など、必ず気付いてもらえる場所になるべく早めに置いておきましょう。独りよがりにならない手紙であれば、読んだ後に夫の方から謝ってくれるというケースも多いようです。そうでなくても、冷静に会話をするきっかけになるので、「ちょっと激しくケンカをしすぎたな」と思ったら、ぜひ手紙を有効活用してみてください。(文・姉崎マリオ)