2018年2月9日 05:58
子どもがいても活躍できる企業を訪問 授乳服専門店「モーハウス」
それに、子どもとずっと一緒にいられるのも嬉しいです。通勤時間もラッシュ時を避けてもらえるので、通勤しやすいですが、ごくたまにラッシュ時になってしまうと、子どもは大変かなと感じることもあります」(川本さん)
スタッフがみんなママだと、子どもの病気やケガで急な欠勤をせざるを得ないこともありそうですが…?
「たしかにそういったことはあります。でも、誰かしらが代わってくれますし、私も誰かと代わることもあり、欠勤に対して心配に思うことはありません。欠勤の連絡をしたときに、“看病がんばってね”と、ひと言もらえるのが嬉しくて、気持ちがホッとします」(川本さん)
「保育園でインフルエンザが流行っていたり、子どもが鼻水を出していたりしたら、“もうそろそろ、うちの子にもくるかも”と、早めに周知してもらうことで、交代しやすい状態にし、欠勤の気まずさを和らげています」(勝政さん)
子どもの病気で欠勤するのは、ワーママあるあるのひとつ。そんなとき、子どもだけでなく、ママを気遣う言葉をかけてくれることは、同じ境遇のスタッフ同士だからできることかもしれません。
最後に光畑さんはこう話します。
「今後は、例えば『自分の勉強のために休みを取得できる』など、子どもを持たない、または子どもが大きくなったスタッフにとっても平等感のある環境作りをしていきたいです」
今回青山ショップを訪れて感じたことは、スタッフの皆さんがとてもいきいきと楽しそうに働いていたこと。しかし、それを実現するには、企業制度や上司、同僚のサポートはもちろん、お客様(社会)の働くママに対する理解が、とても重要になるのではないでしょうか。
(文・奈古善晴/考務店)
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