【独自調査で判明】子の英語教育 ママの約8割が学校以外も必要!
2位英語の教材やラジオなどで家庭学習させる……36.5%(将来的に行いたい37.8%)
3位ネイティブスピーカーや英語が得意な人と関わりを持たせる14.1%(将来的に行いたい26.7%)
4位外国で暮らす、留学……3.5%(将来的に行いたい13.3%)
圧倒的に人気なのは「英会話スクール、英語教室に通う」。ほか英語の家庭学習も根強い人気だった。
さらに子どもに英語教育を行っている親と、将来的には英語教育を行いたい親を対象に、英語教育を始めた(始めたい)年齢についても調査。その結果は後述の通りだが、こちらは始めた年齢と始めたい年齢で、大きく結果が異なっている。
・英語教育を始めた年齢
1位0歳から3歳……52.9%
2位4歳から6歳……29.4%
3位10歳以上……11.8%
4位7歳から9歳……5.9%
・英語教育を始めたい年齢
1位10歳以上……31.1%
2位4歳から6歳……24.4%
2位7歳から9歳……24.4%
4位0歳から3歳……8.8%
すでに始めている人たちの半数以上は0歳から3歳からスタート。52.9%のうち、言葉がほぼ話せない0歳から1歳で始めている人も、21.2%いた。これから始めたい人たちで一番多いのは「10歳以上」。どうやら英語教育は赤ちゃんの頃から始めている層と、小学校高学年以上に始める層で大きく分かれているようだ。
●小学校の英語教育義務化は賛成も、授業内容に不安
さらに2020年から始まる小学校の英語義務教育化についての率直な感想を尋ねた。
「良いことだと思う。教室に通わなくても学校の授業で同等の教育ができたらとてもありがたいことだと思う」(30代前半)といった期待を持つ意見もあるが、かなり目立ったのは「英語の早期教育はいいと思うが、学校、教師によってレベルや内容に偏りが起こりそうで心配」(30代前半)、「良いと思う、ただ今までのような文法重視の英語教育はやめて欲しい」(30代前半)といった、早期英語教育は必要としながらも、教育内容に不安を覚える意見だった。
今回の調査結果で実感したのは、学校の英語教育に期待が持てない親がとにかく多いこと。だからこそ英会話スクールや家庭学習などの英語教育への関心も高く、高い実施率となっている。そんな親たちの期待や子どもたちの努力が果たして、将来的な英語力向上に実を結ぶのか?できれば親子の想いや努力が、報われる結果となってほしい。
(取材・文:高山惠編集:ノオト)