【小学校の子を持つ親必読】スクールに通っても英語が話せない理由
とはいえ、実際そこまで親が子どもに投資するのは、正直かなりハードルが高い。実際は英会話スクール、英語塾に通う、英語教材などで勉強をするのが一般的だろう。英語が身につく英会話スクールに子どもを通わせるにはどういった点に注目したらいいのだろうか?
●体験レッスンでは、スクールによる目標設定と、生徒の"会話量"を見極めよう
「プログラムを見て、何をゴールにしているかを確認してください。英検取得を目的としているところが増えてきていますが、残念ながら実践ではあまり意味がありません。実践的に使えるようにするために、ここに通ったらどうなるのか明確なゴール設定とそのゴール到達のためのプロセスがしっかりと設計されている塾をお勧めします。どこを目指すかで、カリキュラムや講師の教え方が決まっていきますので。」
そして、次に重要なのは、生徒にしっかり会話をさせる授業かどうかの中身(質)だという。
「経験の浅い講師は、自分の話ばかりしてしまいます。会話といいつつ、生徒は話を聞いているばかり。
講師が主役ではありません。生徒の話をしっかりと引きだして、いかにリードできるかがプロ講師としての腕の見せ所です。注意したいのは、会話といっても、一言生徒が答えただけで、満足してしまう講師が多い。そこを素通りせずに、ちゃんと文章に直して、生徒に言わせる努力をしているかどうか。そこをしっかり見極めてほしいですね。手間を惜しまないところか、本気度を確かめてください」
もし今後子どもに英会話スクールへ通わせるなら、これらのポイントを踏まえて効果的なスクールを見極めたい。
(取材・文:高山惠編集:ノオト)