保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所
「まだ小さいのに保育園に預けるのはかわいそう」「預けて仕事をしなければならないのなら産むべきじゃない」
保育園に預けることに対する世間の意見は賛否両論。たしかに1番かわいい時期にいっしょにいられないことや、甘えたい時期に心ゆくまで甘えさせてあげられないこと…マイナス面もあるかもしれません。だけどいいこともあるんです!!
「「保育園はかわいそう?」そんなことないと思えるエピソード集」バックナンバー
第1回:保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所
保育園はかわいそう?そんな風に悩まないで!
うちは7ヵ月のころから保育園のお世話になっていますが、否定的な意見をネットで目にしてしまったり、近しい友人から悪気はなくとも「かわいそうだ」と言われてしまうと心が揺らぎます。「かわいそうだと思うほうがかわいそうだ」と自分に言い聞かせながらも、深夜に息子を抱きながら涙が止まらなくなってしまうこともありました。思い返せば預けはじめたころは、毎日のように自責の念で泣いていた記憶があります。
そんなわたしですが、息子が3歳になるころには悩まなくなりました。もしいま保育園にお子さんを預けることで悩まれている乳児のママさんがいましたら、その辛さはもうすぐ解決するかもしれません。「保育園はかわいそう」と悩み苦しんでいるママさんの気持ちが軽くなるエピソードを紹介していきます。
「いっしょに帰ろうよ」
息子がまだ話せなかったころは、突然訪れる原因不明のダダっこモードに振り回されていました。仕事を済ませ、ヘトヘトでお迎えに行ったらだだっ子モード発動。どうしても靴を履いてくれない息子にイライラ… そんなときに頼りになったのが、おにいさん・おねえさんクラスの子どもたちでした。
「どうしたの? いっしょに帰ろうよ」「門までおくってあげるね」とだだっ子息子をなだめてくれるおにいさん・おねえさん。
おとなのいうことは聞かないけれど、子ども同士だとすんなりだだっ子解除するのはどうしてなのでしょうね!?
「今度はぼくがおにいさんだから」
今年4歳になる息子は、すっかりおにいさん。分けも分からずダダをこねることもなくなりました。
そんな息子は自分がしてもらったように、いまは歳下の子をなだめています。あかちゃんが泣いていたら優しくよしよししてあげたり、歳下の子が転ばないように気をつけてあげたり。