10月10日は体育の日。週末に子どもの運動会をひかえているかたも多いのではないでしょうか。筆者もつい先日、保育園で行われた息子の運動会へ行ってきました。
そんな中、子どもの身体能力について気づいたことが。
「「保育園はかわいそう?」そんなことないと思えるエピソード集」バックナンバー
第1回:保育園は子どもが初めて「年齢のちがうお友だちから学ぶ」場所
第2回:保育園で 「たくましい先輩ママに学ぶ」ことがある
第3回:保育園は子どもの価値観を広げる場所
第4回:「お給食はママの味方です!!」
第5回:保育園でできる“つながり”は一生の宝物
第6回:お誕生日は保育園に行くべき!?
第7回:「保育園の連絡帳」は「育児ノート」の続き
成長速度と身体能力は関係ない
幼い子どもの集団を見ていると「身体能力の差ってあるんだな」と感心します。
乳児クラスのころは生まれた時期の差が大きかったのですが、幼児クラスになると身体が柔らかい、バランス感覚がある、足が速いなど、生まれながらの身体能力の差を感じるようになりました。これは立つのが早かった、歩くのが早かったなどの成長速度とは関係ないように思います。
息子のクラスメイトに足の速い女の子がいるのですが、身体の使いかたが他の子と比べると全く違うのです。
彼女より生まれが早くて体格の大きな子が追いかけても、すばしっこい彼女をつかまえられません。
かけっこで1等の子、ビリの子。
筆者は足の遅い子どもでした。幼いころから負けず嫌いでしたので、手を抜いていたわけではなさそうですが、いつもお友だちの背中を見て走っていた記憶があります。子ども心に「わたしはどんくさい」という自覚もあったように思います。
そのかわり踊ることが上手で、他の子が座り込んできょろきょろしているなか、ノリノリで踊っていました。記憶にはありませんが、幼少期のビデオを見ると振り付けをほぼマスターしている幼児はわたしだけ。リズムも大きく外れることなく堂々と踊っている姿が印象的でした。
頑張っても1番になれないこともあれば、最初から上手にできてしまうこともありますよね!?
親も我が子と他の子を比べてしまう
最近では「主役が5人」だとか、「かけっこは手をつないでみんなでゴールさせる」ことがあるといいます。こういったやりかたに対する批判も目にします。よく言われているのは、「負ける経験も子どもにとって必要だ」