子育て情報『肘が伸びすぎ、「女の子走り」も遅い原因! 速く走る第一歩は正しい腕の振り方を身につけること』

2019年10月8日 11:51

肘が伸びすぎ、「女の子走り」も遅い原因! 速く走る第一歩は正しい腕の振り方を身につけること

ヴァンフォーレ甲府のフィジカル・コンディショニングコーチの谷真一郎さんに「スピードアップのための5つのポイント」を教えてもらう人気シリーズ。2回目のテーマは「腕の斜め振り&肘伸ばしの改善」です。走るためには腕の使い方はとっても大事なのです。

タニラダーを使った、速く走るための練習法も動画でご紹介しますのでご覧ください。

動きのコツを覚えて、サッカーのプレーや運動会の徒競走などに役立てましょう!

(取材・文:鈴木智之撮影:藤森悠ニ)

<短期集中連載>
【今日からできる】運動会でも速く走る方法

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肘が伸びすぎ、「女の子走り」も遅い原因! 速く走る第一歩は正しい腕の振り方を身につけること

速く走るためには腕の振り方も重要。肘が伸びてスピードを落としている子は、ぜひ正しい腕の振り方を身につけましょう

■ポイントは上半身

「速く走るためには、足を速く動かせばいいんでしょう?」

そう思う人も多いかもしれませんが、下半身のスピードを上げるだけでは、速く走れるようにはなりません。

ポイントになるのが、上半身の動きです。中でも「腕の振り」は、足を速く動かすため、そして上半身と下半身のバランスを保つために、重要な役割を果たします。


しかし、最近の子どもたちは「日常生活の中で、舗装された平らな道を歩くことがほとんどなので、腕を振らず、膝から下だけを動かして歩くことが多い」(谷さん)そうです。

「猫背で足を上げず、腕を下にダラッと下ろしたまま歩く姿は、速く走る動作とは対極にあります。走りの場面でありがちなのが、肘が伸びた状態で腕を振る、『でんでん太鼓』のような動きです。肘が伸び切った状態で腕を振るので、大きな力が必要になり、スピードを自ら抑えることになってしまいます」

<重要なポイント>腕の振りは足の回転につながる!
【正しい腕の振り方が速く走るのに重要な理由】


速く走るためにどうして腕の振りが大事なのか、よくありがちな「でんでん太鼓」のように腕を振るとはどういうことなのか。足の回転とどうつながるのかを解説します。

正しい腕の振り方を身につけるために、まずは正しい姿勢の歩行(連載第一回:正しい姿勢の作り方)から始めるのが良いそうです。

「最初は肘を伸ばした状態で良いので、腕を大きく振って歩きます。それができるようになったら、肘を曲げて歩いてみましょう。
きれいな姿勢、動作で歩くことが、速く走るための第一歩です。

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