サッカー面としつけは分けて考える。サッカーで伸びる子の、親の関わり方とは?
できる子の親は、試合は見に来て応援はするけど、言いたいことはあっても言わない人が多いように思います」
さらに安楽さんは「察しの悪い大人になってみてはどうですか?」と提案します。
「例えば、こうした方がいいとわかっていても、答えを言わずにわかってないふりをする。親が先回りせず、子どもに判断、決断をさせる。そのスタンスが大切だと思います。チャレンジして失敗して、それを克服する過程で子どもは成長していくので、失敗はつきもの。『失敗しそうだな』と思っても、許容できる範囲のミスであれば、先回りをして障害を取り除かない。察しの悪い大人になるのも、子どもの成長には必要なのだと思います」
次回の記事では、中学年代を指導する立場から、小学生から中学生に進むときの親子の心構えや進路の選び方などをうかがいます。
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強豪中学で寮生活の息子がサッカーやめたいと言い出したが、続けて欲しいです問題