子育て情報『家庭でできるライフスキルの高め方④ 生きる上での自信にもなる「リーダーシップ力」の育て方』

家庭でできるライフスキルの高め方④ 生きる上での自信にもなる「リーダーシップ力」の育て方

これからを「生き抜く」力となるライフスキル。サカイクでは、サッカーを通じて「生き抜く」力を育むことを目的に、2017年の春キャンプより、ライフスキル研究の第一人者である慶應義塾大学・東海林祐子先生の監修のもとライフスキルプログラムに基づいたトレーニングをキャンプで行っています。

ライフスキルに共感してキャンプに参加してくれる親御さんから「家庭でもライフスキルを伸ばす方法が知りたい」とのお声をいただくことも多いので、サカイクキャンプのヘッドコーチ・高峯弘樹さんに、家で実践できる5つのライフスキル(考える力、チャレンジ、コミュニケーション、リーダーシップ、感謝の心)を伸ばす方法を教えていただきました。

第四回目は、リーダーシップ力についての提言です。子どもたち本人はもちろんですが、親がすべきこと、できることを教えていただきました。
(取材・文:前田陽子)

<<第三回:大人しいからコミュニケーション力低い、ではない

目次

・周りにいい影響を与えることができるのもリーダーシップ
・自分に自信が持てると人の前に立つことが容易になる


家庭でできるライフスキルの高め方④ 生きる上での自信にもなる「リーダーシップ力」の育て方
これからの社会では旧来のようなリーダー気質のある子だけでなく、「みんな」に求められる力なのです(写真はサカイクキャンプ)

■周りにいい影響を与えることができるのもリーダーシップ

リーダーシップのある人と言うと、日本代表の長谷部誠選手などが思い浮かぶかもしれません。ですが、「もともと長谷部選手のような資質を持っている子は少ないので、それを子どもに求めるのは難しいです」と高峯コーチは言います。

サカイクキャンプで実践しているのは、まずは自分に対してリーダーシップを持つことだそうです。
例えばキャンプで、朝起きてコーチに挨拶をするのが恥ずかしいけれど勇気を出して「おはようございます」と言ってみる、など自分を引き上げることからリーダーシップは始まるのだそう。

また、「周りにいい影響を与えることもリーダーシップのひとつ」だと言います。声を出すのが苦手なら、得意なプレイでチームメイトを鼓舞することもリーダーシップだと考えているそうです。

プレイ中はボールを持っている人が、次のプレイを決めることになります。ですから、ピッチにいる選手全員にリーダーシップが必要になります。その力を養うためには、自分で決断してアクションを起こせる状況を作ることが大切なのです。そのためには、さまざまな局面で子どもに決めさせることが大事になります。

■自分に自信が持てると人の前に立つことが容易になる

家庭でできるライフスキルの高め方④ 生きる上での自信にもなる「リーダーシップ力」の育て方

何か一つ、ほかの人には負けない強みを身につけると自信が持てる(写真はサカイクキャンプ)

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