サッカーでの痛みにも影響する扁平足とは? チェック方法から治し方まで解説
サッカー選手の中には扁平足に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。また、いまは悩んでいなくても大人になってから扁平足になる可能性もあります。この記事では扁平足の概要からその影響や原因、さらには治し方などについて解説します。扁平足の予防・改善の参考にしてください。
扁平足とは
扁平足とは、足の裏の土踏まずが潰れたことによって、足の裏が平らになっている状態のことです。人間は、通常であれば足の裏全面が地面につくことはありませんが、扁平足になると全面がついてしまいます。扁平足であること自体が大きなトラブルにつながるわけではありませんが、激しい運動をしていると痛むことがあるため、注意しなければなりません。また、扁平足は外反母趾を引き起こすこともあります。
扁平足の原因と具体的な症状
扁平足が起こる原因として挙げられるのが、運動不足や歩行時間の減少など、足趾の活動量の減少です。活動量が少なくなることで、足趾を曲げるための筋肉が低下し、扁平足になるという仕組みです。
また、長時間の立ち作業や過度な運動によって扁平足が起こるケースもあります。そのため、普段からサッカーを行っているとしても扁平足になる可能性は十分にあるでしょう。
扁平足になると地面からの衝撃を吸収する機能が低下するため、足にかかる負担が大きくなります。そのため、足が疲れやすくなるほか、足の裏・甲などに痛みを感じることもあります。基本的に軽度の扁平足であれば痛みを感じることはありませんが、症状がひどくなってくると、歩くだけ痛みを感じることもあるため、そうなるとサッカーをすること自体が難しくなるでしょう。
扁平足をチェックする方法
扁平足であるにもかかわらず、気づいていない人は少なくありません。そのため、自身が扁平足になっていないかどうかチェックしておくことが大切です。
すぐにできるチェック方法としては、土踏まずがあるかどうかを確認するというものが挙げられます。扁平足でなければ、地面に足をつけた時に足の内側にほんの少し空間ができます。この空間ができていなければ扁平足の可能性が高いということです。
扁平足を解決するには
ここでは、扁平足を解消するための具体的な方法について解説します。すぐに取り組めるものも取り上げているため参考にしてください。
さまざまなエクササイズ
先述の通り土踏まずは、足趾の活動量減少に伴う筋肉量の低下が原因となって引き起こされます。