センアーノ神戸ジュニアが大会初優勝! MVPは小柄な10番・片山祥汰君が獲得
U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2021の最終日。準決勝、3位決定戦、決勝が行われました。4強に入ればパナソニックスタジアム吹田で試合ができるので、大会に参加した選手たちはそれを目標に3日間頑張ってきました。
そして憧れの場所でプレーできる4チームは表彰式でカップを持ち上げるべく、最後まで一生懸命にボールを追いかけました。
(取材・文:貞永晃二)
準決勝進出を決めたFCトリプレッタ渋谷ジュニア(青いユニフォーム)(写真:浅尾心祐)
■準決勝は大接戦と圧勝の2試合
YF NARATESORO2-2、PK2-3センアーノ神戸ジュニア
準決勝第1試合は関西勢対決。10分、NARATESOROが佐竹海力(さたけかいり)君の華麗なドリブル突破からのシュートで先制し、後半5分にも滝川颯馬(たきがわそうま)君のゴールで2点差をつけました。反撃に出るセンアーノは11分に村上翔二郎(むらかみしょうじろう)君が追撃のヘディングゴール。さらに15分に片山祥汰(かたやましょうた)君がミドルを決めて同点に追いつきました。
ともに3点目を奪おうと攻め合いますが決着はつかずPK方式の結果、センアーノ神戸ジュニアが決勝へと駒を進めました。
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ディアブロッサ高田FC U-12 1-4 FCトリプレッタ渋谷ジュニア
準決勝第2試合。幸先よく2分に小田原稜玖(おだわらりく)君が決めて先制したトリプレッタは、畳みかけるように8分に青木智史(あおきさとし)君のヘッド、14分に小田原君の2点目で0-3とディアブロッサを圧倒します。それでも17分、ディアブロッサは永添功樹(ながそえこうき)君が1点を決め反撃を開始しますが、トリプレッタはその後しっかり守備を整えて、試合は一進一退で進み、後半に入ってもその流れが続くと31分、トリプレッタの荒川湊介(あらかわそうすけ)君の得点が試合を決め、結局1-4でFCトリプレッタ渋谷ジュニアが決勝進出を果たしました。
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■3位決定戦は旧知の相手との奈良県勢対決
YF NARATESORO対ディアブロッサ高田FC U-12の対戦。準決勝で敗れた者同士の一戦は、ともに決勝を逃した失望に疲れも加わった試合のはずでしたが、そんな様子は一切感じさせません。奈良県内でしばしば対戦し。