幅とスペースの使い方、裏に抜ける意識 ワーチャレ優勝センアーノ神戸が11人制で見せたサッカー脳の高い戦い方
他の選手たちにも3日目の試合終了後にインタビューしたのでお送りします。
■選手たちのあこがれの選手、クラブOB香川選手の名前は......
選手たち左から片山祥汰くん、津田颯太くん、濱吉一太朗くん、國吉晴向くん、久保祐貴くん(写真:浅尾心佑)
――試合(対戦相手:バディサッカークラブ)の感想と、憧れの選手を教えてください
背番号10片山祥汰(進路:セレッソ大阪西U-15)
最初はちょっと押したり押されたりの厳しい展開だったけど、後半うまくボールを中盤で奪ってカウンターでいい感じでタテに運んで点を取ったので、よかったです。1点取ってから結構ラクになりました。憧れの選手はディエゴ・マラドーナ(元ナポリ等、元アルゼンチン代表)です。身長が小さくても負けずにドリブルで相手を翻弄するところがかっこいいから、自分も身長が大きくないのでプレーの参考になります。
背番号3津田颯太(進路:セレッソ大阪西U-15)
みんなよりいっぱい声を出して、みんなで楽しく試合ができるようにこれからも頑張りたいです。憧れの選手はセンターバックのファンダイク(リヴァプール)です。
背番号11濱吉一太朗(進路:ヴィッセル神戸U-15)
始めの方は相手に押されることが多かったけど、後半自分らが1点を決めてそのあと最後まで集中して守り切れて勝てたのは良かったです。
憧れの選手はアレクサンダー・アーノルド(リヴァプール)です。
背番号8國吉晴向(進路:セレッソ大阪西U-15)
試合前に自分たちのサッカーで翻弄しようということで、入りは押されることが多かったけど、途中から自分たちのサッカーができて勝ててよかったです。憧れの選手はグティ(元レアルマドリード)です。YouTubeなどの動画で存在を知りました。
背番号7久保祐貴(進路:ベガルタ仙台ジュニアユース)
立ち上がりから球際で相手に激しく行って、点を取ってからも緩むことなくできたので良かったです。憧れの選手はモハメド・サラー(リヴァプール)です。
U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジは、11人制での試合になります。8人制から11人制への移行期で、幅やスペースの使い方などを課題に挙げるチームがたくさんあります。
この大会のために準備してきたとはおっしゃっていましたが、センアーノ神戸ジュニアが見せたボールスキルや戦い方は、大いに参考になるものだと思います。