川崎フロンターレも実践! ユニフォームの"においと汚れ"をすっきり落とす「洗濯」のコツ
汗による雑菌の繁殖を抑える効果も期待できます。
その3)「汚れ強め」コースで洗濯
川崎フロンターレで使用する洗濯機は業務用のもの。さまざまなコースがある中で普段使っているのは「汚れ落ちコース」です。
家庭用洗濯機にも多彩なコース設定がありますが、同様のコースに該当する「汚れが強めな衣類を洗濯するコース(例:パワフルコース)」を選ぶとよいでしょう。
その4)「乾燥室」に干す
川崎フロンターレでは、クラブハウスをリニューアル後に「乾燥室」が設けられました。それまでは家庭と同じように外干しをしていたそうです。乾燥室では常に空気が循環する空調が設置され、衣類に風が当たるようになっています。
これを家庭で再現するなら、浴室乾燥または部屋干しで扇風機やサーキュレーターの風を当てるという方法だそうです。
■しっかり洗い、すっきり乾くためのコツ
ご紹介した4つのフローは、ごく一般的な洗濯方法となんら変わりがないことがわかりますね。そのフローの中にちりばめられたちょっとしたコツがあるそうです。
その1)洗剤類は表示通りの量を厳守
汚れやニオイがひどいときに、洗剤類をたくさん入れてしまうことはありませんか?それはNG!洗剤を使いすぎると衣類に成分が残って衣類を傷めてしまったり、かえってニオイの原因になってしまったりと、いいことはありません。「適正量」を守りましょう。
その2)40度以上のお湯で洗う
フロンターレの洗濯機はお湯で洗うことができ、設定温度は40度。その理由は、雑菌は40度以上で死滅するからだそうです。
家庭用の洗濯機の中には温水が使用可能な物もありますが、まだまだ少数派かもしれません。温水洗浄ができない場合は、予洗い時にお湯でつけおき洗いをすることでも応用できます。
その3)洗濯槽に入れる衣類は「8割まで」
洗濯槽にぎゅうぎゅうに入れて洗濯機をまわしてしまうと、汚れ落ちが悪くなってしまいます。入れる衣類の量は洗濯槽の半分〜8割までを目安にします。
その4)すぐ干す!脱水までできたら、なるべく早く干すのが重要。濡れたまま洗濯機の中に放置する時間が長くなると、雑菌が繁殖してニオイやカビの原因になってしまうからです。
その5)5cm以上あけて干す
乾きを少しでも早くするためのコツは、衣類同士の干す間隔を開けること。フロンターレの乾燥室では「5cm以上」にしているそうです。