「キャンプに参加して、サッカーの本当の意味を知り、人生が変わった」池上親子キャンプ参加した方に聞きました。
と疑問に持つことがあったそうです。
「疑問は浮かぶのですが、その答えがわかりませんでした。どのチームを見ても、高圧的な指導をする人が多くて、自分の子どもをそういうチームには入れたくないなと思っていたんです」
そのようなモヤモヤを抱いて池上キャンプに参加したところ「子どもたちへの接し方も、サッカーに対する考え方も、一気に視界が開けた」と、大きな刺激を受けたと言います。
■サッカー(スポーツ)の本質を学び、成功体験を通して成長した
「まず池上さんは『サッカーは遊びの延長だ』みたいな感じでおっしゃって。遊びなんだから、キックもきれいなフォームで蹴る必要ないよ、ゴールができれば何だっていいんだよという感じだったんですね。そこで、私が今まで感じた違和感は、そこにあったんだ!と気がつきました」
池上さんの指導に触れ、新たな視点と、それまで探してきた「答え」の一端を知ることができたタカシマさん。キャンプに参加して「サッカーは自分らしさを出せるスポーツ、個性を活かせるスポーツなんだ」と感じたそうです。
ユウトくんも、キャンプに行く前と後では、プレー中、味方にかける声の内容が変わったそうで、「プレー中、ポジティブな声かけをするようになった」と言います。
「池上キャンプに参加する前は、チームメイトに対して、積極的に声をかけるタイプではありませんでした。でもキャンプに行って、自分らしくやっていいんだと自信を持ってからは、周りの子を見ながら、声を出してコミュニケーションをとるようになりました」
池上キャンプでは「大人対子ども」のサッカーの試合をすることがあり、そこで子どもたちは「声をかけて一致団結しないと、大人には勝てないぞ」と感じたそうです。
「そういう状況で声を出すようになり、子どもチームが点を取れるようになってきたんです。そのような経験を経て、声を出すことも大事なんだと感じたのかもしれません」
■保護者の考え・行動がお子様の行動に影響する
お母さん自身、池上さんとの対話で勉強になることもたくさんあったようです。
「たとえば食事について、どんなものを食べさせればいいですか? と聞いたら『お母さんが作ったご飯であればなんでもいいですよ』とか、チーム選びも『練習が終わって、すぐ家に帰ってきて、お母さんのご飯を食べられるところがいい』とか、トータルで見てアドバイスをくれるんです」