子育て情報『サッカーの楽しさを知ってもらい、サッカーファミリーを増やす 日本サッカー協会が行う巡回指導が目指すもの』

サッカーの楽しさを知ってもらい、サッカーファミリーを増やす 日本サッカー協会が行う巡回指導が目指すもの

日本サッカー協会は2002年の日韓ワールドカップを機に、サッカーの普及・拡大につなげるため、「JFAキッズプロジェクト」を立ち上げました。

翌2003年からは47都道府県サッカー協会とともに、保育園や幼稚園での巡回指導をはじめ、キッズフェスティバルや指導者養成(キッズリーダー)がスタート。20年あまり継続しています。

巡回指導は、サッカー経験の少ない幼稚園、保育園(一部小学校)に、各都道府県サッカー協会のスタッフが赴き、子どもたちと一緒にボールを蹴り、サッカーの楽しさを感じてもらう取り組みです。

今回はJFAキッズプロジェクトのメンバーとして巡回指導にも携わり、山梨県の名門「フォルトゥナサッカークラブ」の代表も務める皆川新一さんに、巡回指導の目的と意義について、話をうかがいました。

記事の最後には、巡回指導時にもらえるサッカーボール、サッカーゴールの情報もありますので、ぜひご覧ください。
(取材・文鈴木智之)

目次

・子どもたちにサッカーの楽しさを知ってもらい、サッカーファミリーを増やす
・遊び感覚でボールを蹴ることを楽しんでほしい
・サッカーを楽しんで継続してもらうために行っていること
・サッカーの楽しさを伝えるために、指導者自身が楽しむように心がけている
・目標は日本にあるすべての保育園・幼稚園を巡回すること


サッカーの楽しさを知ってもらい、サッカーファミリーを増やす 日本サッカー協会が行う巡回指導が目指すもの

贈呈されたゴールでサッカーを楽しむ園児たち写真提供(C)JFA

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■子どもたちにサッカーの楽しさを知ってもらい、サッカーファミリーを増やす

2003年にスタートした巡回指導の目的は、子どもたちにサッカーの楽しさを知ってもらい、サッカーファミリーを増やすこと。長年、各都道府県サッカー協会のスタッフが園を回り、たくさんの子どもたちにサッカーをする場を提供してきました。


そして昨年(2022年)には、全国の巡回指導先の保育園・幼稚園を対象に、無料でボールとミニゴールを贈呈する事業がスタート。JFAキッズアンバサダーのストライカーポケモン「エースバーン」がデザインされたオリジナル幼児向けサッカーボール10球とミニサッカーゴール2台を贈呈する取り組みで、保育園・幼稚園から好評を博しています。

山梨県で巡回指導に携わる皆川新一さんは「ミニゴールはポケモンのエースバーンがプリントされていてかっこよく、子どもたちにも受けがいいんです。ゴールに向かってボールを蹴り、ネットを揺らすことに関して、モチベーション高くやってくれています」と笑顔を見せます。山梨県では4つのクラブが巡回指導を担当しており、年間250園ほどうかがっているとのこと。

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