熱中症対策には食事も大切、中でも注目は「朝ごはん」 1日の初めにきちんと食べることで熱中症対策につながるワケ
■超簡単朝ごはん
写真はイメージです
そうはいっても、この暑さの中でしっかり食べさせることに苦心している親御さんはたくさんいるはず。特に時間に追われがちな朝ごはんをしっかり食べさせるというのは負担が大きいものです。
そんなお悩みを解決してくれる吉村さんおすすめの朝ごはんメニューがこちらです。
・ごはん 1膳
・納豆 1パック
・卵1個
・牛乳 1杯
・オレンジなど柑橘系フルーツジュース 1杯
「え?これだけでいいの?」とびっくりしますが、朝食で摂りたい栄養を理想のバランスで摂れるのだとか。火も包丁も使わずに5分で用意できるのもありがたいですよね。
なお、上記でだいたい500~600kcalになります。小学校高学年以上の子どもたちはご飯は山盛り(260g目安)にし、納豆は2パックにすると必要なエネルギー量を満たします。
まだまだ暑い日が続きます。
夏バテのリスクは常に隣り合わせです。夏バテ知らずの夏になるよう、食事を少し工夫してみてください。
また、子どものサポートをする親御さんも炎天下のグラウンドで過ごすことが多いはず。夏バテにならないように子どもとともに食事を工夫してご自愛くださいね。
後編では、夏バテでどうしてもご飯を食べられないときはどうしたらいいのかを伺います。
吉村俊亮(よしむら・しゅんすけ)
株式会社AND-U代表取締役。管理栄養士、NSCA-CPT、フードスペシャリスト、サプリメントアドバイザー、AHA-BLS-HCP。2012年より栄養指導を開始、サッカーの香川真司など世界で活躍する多くのトップアスリートをサポートしている。
※2023.8.2内容を修正して再アップしました