書き続けたら「シュートを落ち着いて蹴れるようになった」センアーノ神戸6年生がサッカー上達を実感したサッカーノートの使い方
―――サカイクサッカーノートを書いてみて、良かったなと思うところ、成長したなと思うところは?
試合中に意識してプレーするようになったところです。前よりかなり意識できるようになったと思います。
―――サカイクサッカーノートを書き始めて、立てた目標ができるようになったところはありますか?
あります。ゴール前での落ち着きです。
―――コーチがノートに書いたコメントを読んでどう感じますか?
ああ、ここ駄目だったなとか、自分の課題が多くなる感じがします。
―――サッカーノートにコーチへの質問を書いたことはありますか?
はい。練習の前後に個人個人が細かく質問する時間を取るのはかなり難しいので、ノートだと聞きやすいという感じがします。
―――サカイクサッカーノートを使ってみて、自分の成長具合はどれくらいだと思いますか?
80点ぐらいです。
課題は意識しているんですけど、たまに忘れてしまうことがあるからです。
―――サッカーノートを見直すことはありますか?それがプレーの改善につながったことはありますか?
はい。自分が今日は駄目だったなというときどう改善したらいいかなと思ってノートを見ます。
―――サッカーノートを書いてきて、もう少しこういうことを書けたらいいなと思うことはありますか?
コーチがどう思っているかとか、コーチがやりたいサッカーとかが書いてあったら、もっと何か頑張れるかなと思います。
―――ノートをチームメイトや親に見せたことはありますか?
お母さんには見せたことがあって、もっとここを頑張ろう、みたいに言われました。
■選手たちの意欲、やる気の変化を感じる
サカイクサッカーノートを使う姿を間近で見ているコーチたちも、変化を感じています。
6年生担当の前泊璃音(まえどまりりお)コーチにも伺いました。
―――この1年サッカーノートを使ってみて、選手にどんな変化、成長がありましたか?
1年前と比べて、やっぱり学ぶ姿勢っていうのが第一に変わってきて、サッカーへの意欲、姿勢もやる気が出て、真剣に取り組んでくれています。
―――プレー面での成長はありましたか?
はい。例えば(選手が)分からないこと、技術とかをサッカーノートに書いてくるので、それに対して回答をしています。例えばこうしたらいいよというアドバイスもサッカーノートを通じて行っていて、やっぱりプレー面でもだいぶ戦術も変わってきていますし、すごく役に立っています。