「チーム関係者じゃなくのみではなく保護者や地域に感謝すべき」創設50周年のチームが「SDGsいちば」を開催した理由
3月3日(日)神奈川県横浜市の能見台グラウンドにて、「とみおかSDGsいちば」が開催されました。主催したのは横浜市金沢区で活動し、今年創設50周年を迎えるサッカークラブ「富岡SC」。
当日は地元食材を使ったキッチンカーの出店をはじめ、太陽光発電を使ったeスポーツ体験やショベルカーでのヨーヨー釣り、モルックで遊べるエリアなど、大人も子も楽しめる交流の場となっていました。
中西哲生さんによるサッカー教室
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上記以外にもJリーグをサポートする明治安田生命の「みんなの健活プロジェクト」「地元の元気プロジェクト」と、京急電鉄で展開している「COCOON(コクーン)Project」とのコラボレーションによる健活ブース出展や、明治安田サポーター(※アンバサダーから名称変更)を務める中西哲生さんによるサッカー教室も開催。
サッカーという団体スポーツを通して社会で逞しく「生きる力」を身に付ける「子(己)育てコミュニティ」を理念とし、地域の様々な活動を通して「共存共栄」の精神で活動している富岡SCがこのイベントを開催した意味とは。代表の石場靖浩さんにお話を伺いました。
■保護者や地域、チームに関わるみんなに還元したかった
もともとはサッカー関係者を集めてパーティーを開催していたそうですが、2年前にチームの代表に就任した石場さんが「感謝すべきはチームを支えてくれる保護者や地域の方々だ」と今回のイベントを企画したのだそうです。
子どもたちはサッカーが好きで、上手くなりたいと夢中で取り組んでいますが、その中でプロになれるのはほんの一握り。
ましてや、当チームはセレクションがなく、誰でも入れる街クラブ。多くの子は社会にでて人とかかわりながら生きていきます。
石場さんも、サッカーの指導でだけすればいいのでははなく、地域との交流などを通して人間的に成長していくことが大事だと感じており、クラブ創設50周年記念となる今回、はじめての試みに踏み切ったのだと教えてくれました。
■中西哲生さんによるサッカー教室では、選手からのリクエストに応えた指導
明治安田サポーターを務める元Jリーガーの中西哲生さんによるサッカー教室では、幼児から6年生、障がいのある子のチャレンジクラスまでそれぞれの学年が中西さんと一緒にゲームを楽しむ時間に加え、事前に選手から要望のあった「各種キックの蹴り方指導」